競艇予想の仕方｜初心者でも“当たる予想”ができる完全ガイド

「どうすれば競艇の予想って当たるの？」

そんな素朴な疑問を抱いたことがある方は少なくありません。

競艇（ボートレース）は6艇で行われる一見シンプルな競技ですが、実は「風・潮・モーター・選手」など、結果を左右する要素が複雑に絡み合っています。

そのため、適当に買っても当たることはほとんどなく「情報をどう読むか」こそが勝敗を分けるポイントです。

本記事では、競艇専門の分析チームが、実際の検証データをもとに「競艇予想の仕方」を初心者でも理解できる形で解説します。

単なる当て方ではなく、なぜ当たるのかまで掘り下げることで、自分の手で勝てる予想を組み立てられるようになるはずです。

競艇予想の仕方を理解する前に押さえておくべきこと

競艇で勝ち続ける人は、決して「運任せ」ではありません。

6艇の中で、どの選手がどんな展開を作り、どんな結果に繋がるのか。

それを“筋道立てて考えられる人”が最終的に的中率を上げていきます。

つまり、予想とは「情報をつなぎ合わせ、展開を仮定する作業」です。

たとえ初心者でも、この“型”を身につければ、勘頼みの舟券から一歩先に進むことができます。

競艇は「選手×モーター×コース×展開」で決まる

実は競艇というのは4つの軸でできています。

それが以下の4つ。

1. 選手の実力
2. モーター性能
3. コースの有利不利
4. 展開（流れ）

この4点をバランスよく組み立てることで、レース全体の流れが見えるようになります。

例えば、

「好モーターを持つ選手が3コースに入ったらどうなるか。」

「風向きが向かい風なら、まくりが決まりやすくなる。」

こうした条件の掛け算が、競艇予想の本質です。

競艇予想の仕方①選手を見極める｜勝率・級別・コース別成績の読み方

まず最初に確認すべきは「誰が強いのか」。

しかし、単純にA1だから強い、B2だから弱いといった判断では不十分です。

選手には得意なコースや場、さらにその時期ごとの調子の波もあります。

級別の見方と注意点

選手の級別はA1・A2・B1・B2の4段階で、直近半年の成績から決まります。

ただし、6月や12月の更新直前は、既に昇降格が決まっていて実力の反映がズレることもあります。

したがって、級別は目安として見るにとどめ、勝率や今節の動きと合わせて総合判断しましょう。

勝率の種類と使い分け

勝率には「全国」「当地」の2種類があります。

• 全国勝率：全国にある24会場の各勝率の平均値であり、選手の総合的な強さを知ることが可能
• 当地勝率：出走するレースの競艇場のみの勝率を指しており、その競艇場の得意不得意を知ることが可能

全国勝率は通年の実力を示し、当地勝率はその競艇場の相性を表します。

例えば、難水面で知られる唐津や下関などでは、当地勝率が高い選手が強さを発揮することが多いです。

また、安定して上位に来る選手の多くは「全国勝率と当地勝率が共に高い」という共通点があります。

2連率・3連率から見える安定感

2連率は「舟券の軸になる」安定感、3連率は「展開に絡む力」を示します。

例えば、2連率が高いのに3連率が低い選手は、勝つときは勝つが絡まないときは沈むタイプ。

逆に3連率が高ければ、追い上げや展開に強いタイプといえます。

今節成績と直近の傾向

同じ選手でも、今節に入ってから調子が上がっているかどうかで信頼度は変わります。

「今節1コースで勝てていない」選手はスタートに不安があるケースが多く「今節の2連率が全国より高い」場合はモーターや水面への適応が進んでいると判断できます。

選手の年齢・支部・体重の傾向

年齢や支部も軽視できません。

ベテランはナイターの暗がりでスタート感覚が鈍ることがあり、若手はまくり主体の積極的な走りを見せます。

体重は海水面では重い方が安定しやすく、荒れた水面では体重がある選手の方がターンが流れにくく有利です。

コース別の得意・不得意を把握する

公式サイトで見られる「コース別成績」では、1着率・2着率・3着率を確認します。

例えば、3コースでの1着率が高い選手は「まくり差し巧者」4コースで連対率が高ければ「まくり巧者」。

この傾向を知っておくと、展開の読みが一気に立体的になります。

競艇予想の仕方②モーターを見極める｜2連率・出足・伸び足・部品交換

競艇で最も重要なのは、実は「人よりもモーター」です。

同じ選手でも、良モーターと悪モーターでは結果がまったく違います。

モーターは数値・動き・コメントの3方向から総合判断するのがおすすめです。

モーター2連率の見方

モーターの基本的な指標は「2連対率」です。

40％以上あれば上位クラスの好モーターですが、交換直後1〜2ヶ月はデータが安定しません。

同じ勝率でも、直近の節成績を確認すれば、数字に表れない上向き傾向を掴めます。

【注意】モーター交換直後のデータは参考にならない

上記ではモーターの2連率の確認が重要とお伝えしましたが・・・

それが参考にならないケースもあります。

そのケースとは、モーターを交換した直後のレースです。

2連率は1着や2着でゴールした回数を出走回数で割り、パーセンテージで表したもの。

つまり、交換直後は出走回数が少なく正確なデータを見ることができません。

出走回数が3回、うち2回1着もしくは2着に入った場合の2連率は66.67となります。

逆を言うと、出走回数が3回で一度も1着もしくは2着に入らなかった場合は00.00。

極端に成績が動くため惑わされる場合が多いのです。

そうならないためにも、各競艇場のモーター交換時期を把握することが大事になってきます。

交換時期は1年を通して競艇場毎にバラバラです。

そのため、予想をする際は参加する競艇場の交換時期をしっかりと把握する必要があります。

2連率を参考にする場合は少なくとも2ヶ月目以降に見るようにしましょう。

モーター性能の4要素

モーターは以下4つの要素で構成されます。

1. 出足
2. 行き足
3. 回り足
4. 伸び足

1〜3コースでは出足と行き足が重要で、ターン前に伸びる“加速力”が勝敗を分けます。

4〜6コースは伸び足の良し悪しが鍵となり、外からまくれるかどうかを決めます。

どのコースでも、ターン時の安定性を示す「回り足」は最も汎用的な指標です。

＞＞各「足」の詳しい説明はこちら

選手コメントからモーター状態を読む

展示タイムやデータだけでなく、選手コメントも重要です。

「出足がいい」と言っていればターンで膨らまない自信があり「伸びがついてきた」と語る場合はまくり展開を狙っている証拠。

「モーター全体がいい」というコメントが出たときは、ほぼ好気配と考えて良いでしょう。

※コメントはピットレポートから閲覧できます。

部品交換・チルト・気温の関係

整備欄に「部品交換」があれば注意が必要です。

出足が鈍い場合や回り足に違和感があるときに行われるため、基本的には調整不足のサイン。

また、チルトを上げれば直線重視、下げれば出足型。

夏の気温が高い日にはモーターが回りにくく、パワー型よりも行き足重視の選手が優勢になります。

競艇予想の仕方③コースを読む｜コースごとの有利不利を理解する

「1コースが有利」というのは競艇の定説ですが、それはあくまで平均的な話です。

実際には競艇場ごとにインの強さが違い、風や潮の影響でも展開は変化します。

競艇場別の1着率傾向

全国で最も1コースが強いのは大村競艇場。

一方、戸田はインが弱く、まくりや差しが決まりやすい場です。

唐津や下関などはまくり差しが多く、まくり一発が狙える特徴があります。

競艇場の個性を把握しておくと、データ以上にレースが読みやすくなります。

以下に競艇場の特徴を軽くまとめましたので、ご活用ください。

風と潮の影響

競艇は水面競技ゆえに、風や潮が結果に直結します。

追い風が吹くとスタート後の加速がつきやすく逃げ有利、逆に向かい風では外からのまくりが決まりやすくなります。

潮位の変化も要注意で、干潮時は波が立ちやすく外枠勢が勢いを得やすく、満潮時は水面が安定して逃げや差しが決まりやすくなるので押さえておきましょう。

さらに詳しく天候ごとのポイントを知りたい方は以下の記事を御覧ください。

安定板や時間帯による変化

強風時に装着される安定板はスロー勢（内側）に有利に働きます。

また、ナイターレースでは湿気や気温が変化し、出足重視の選手が苦戦しやすい傾向があります。

昼と夜で結果が大きく異なる選手も多いため、開催時間帯は軽視できません。

競艇予想の仕方④展開を読む｜スタート・進入・ターンで勝負を決める

選手・モーター・コースを把握したら、最後は「どういう展開で勝つのか」を予測します。

展開が見えれば、舟券構成の精度は一気に上がります。

進入隊形を読む

スタート展示を見れば、選手がどのコースを取りに行くか（進入隊形）が分かります。

例えば、4号艇の選手がピット離れで一気に内側へ入ってくると、

本来なら4コースにいたはずの艇が2コース、3コースに入り込む「深イン進入」が発生します。

一見地味な動きに見えますが、これが後の展開を大きく変える伏線になるのです。

もしイン屋が複数いると、内側の艇が多くなり、スタート時の助走距離が短くなります。

助走が取れない艇はスタートの加速がつかず、外側の艇が有利に。

逆に、アウト屋が多ければ外枠の艇が攻めに出やすく、まくり展開が生まれやすくなります。

簡単に言えば、「どの選手がどこから攻めたいのか」を見抜くこと＝進入隊形を読むことです。

慣れないうちは、スタート展示を見ながら以下の2点を意識すると分かりやすいでしょう。

1. ピット離れ（スタート展示前の出足）で誰が前に出ているか
2. 展示航走時の艇番位置が、出走表の番号と違うか

スタートタイミング（ST）から展開を予想

競艇のスタートでは、ほんの0.1秒の差が勝敗を分けます。

スタートタイミング（ST）とは、発走合図からどれだけ早くスタートを切ったかを示す数字のこと。

数字が小さいほどスタートが速く、攻めの起点になりやすい選手です。

一方で、フライング（F）を持っている選手は慎重になり、スタートが遅れる傾向があります。

このわずかな差が、レースの流れを左右します。

例えば、1号艇の選手がST0.15、3号艇の選手がST0.07であれば、3号艇が一気に外から攻める「まくり展開」になる可能性が高まります。

逆に、外の選手が遅れれば、1号艇の逃げが決まりやすくなります。

ターンマークごとの戦略

競艇の勝敗は、スタートから最初のターンマークまででほとんど決まります。

この短い距離で「誰が先に回るか（先マイ）」そして「誰が差し込むか（差し・まくり）」が明暗を分けるのです。

それぞれのコースには、得意とする攻め方があります。

下の表を見ると、どのコースがどんな戦法で勝つことが多いか、一目で分かるので活用してください。

競艇予想の仕方を実践しても当たらないときの対処法

予想の基本を押さえても、「全然当たらない」「勝率が安定しない」という悩みは誰にでもあります。

ここでは、予想が外れるときに確認すべきポイントと、勝ち筋を立て直す方法を詳しく解説します。

当たらない原因は「型の理解」ではなく「現場のズレ」

多くの人が、「選手・モーター・コース・展開」という予想の型は理解しています。

しかし、その型を現場の条件に合わせて調整できていないことが、的中を逃す最大の原因です。

例えば・・・

• 1号艇がイン逃げしやすいレース場でも、風が向かい風に変われば「まくり」が決まりやすくなる
• モーター2連率が高くても、気温や湿度が上がると伸び足が鈍る

こうした“日替わりの微差”が、実は結果を大きく変えています。

改善の第一歩は「今この瞬間の条件でどう走るか」を意識して予想を組み立てることです。

狙うレースを変えてみる

もし数日〜数週にわたって全く噛み合わない場合は、レースの選び方自体を見直すべきタイミングです。

負けている人ほど、つい「難しいレース」「オッズの高い穴狙い」に惹かれますが、実は安定して勝つ人ほど、情報の整ったレースだけを選んでいます。

例えば以下のようなレースは、初心者には不向きです。

逆に狙うべきは、モーター・コース・実力が素直に反映される条件です。

特に「2〜4日目の準優勝戦前」などは、選手が本気で勝ちにくるため、データと展開の整合性が高い傾向にあるのでおすすめ。

競艇予想のプロの予想を参考にする

どれだけ自分で研究を重ねても、限界があるのが個人予想の難しさです。

そこで、参考にしたいのがプロの予想。

プロの予想家や専門分析チームは、全国24場すべての出走表・天候データ・過去統計を常に蓄積しており、1レースあたり数十の要素をもとに展開を組み立てています。

そのため、自分の予想を検証・補強する参考情報として使うのが最も効果的です。

そこで今回は特別に私が実際に利用している競艇予想のプロをご紹介します。

その名も「競艇ブースト」です。

競艇ブーストは「データに基づいた展開予想」「無料予想での回収率公開」「AI分析＋現場記者コメントの融合」など、情報の質と透明性を両立しており、初心者のサポートにも強みを持っています。

無料登録をして当日の無料予想を確認するだけでも、「プロがどの視点で展開を読んでいるか」が分かり、自分の予想力アップにも役立つはず。

是非参考にしてみてください。

競艇予想のQ&A

競艇予想の仕方まとめ

競艇予想に必勝法はありません。

しかし、勝っている人には共通点があります。

それは、「なぜそのレースでその選手が勝つのか」を言葉で説明できること。

観察から仮説を立て、結果で検証する。

この流れを繰り返すことで、数字や選手データの“意味”が見えてきます。

そして、自分の読みが的中したときこそ、競艇予想の最大の醍醐味です。