競艇のルールは?スタート方式や決まり手、暗黙のルールなど徹底解説!
「競艇のルールが分からない」「何から覚えたら良いか分からない」
そのような方は必見!
本記事では基礎・応用・実践に分けて「競艇のルール」を徹底解説します。
競艇の基礎知識をつけたい方や競艇の仕組みについて知りたい方は是非最後までご覧ください。
1966年6月17日生まれ。東京大学卒業。
ボートレーサーを目指すも怪我のため断念。某有名競艇雑誌の編プロで働いていたが、廃刊を機に退職し、競艇予想サイト解体新書設立に参画。責任者を務める。
毎日100以上の競艇予想サイトを検証。競艇歴30年の経験と知見で「本物」の競艇予想サイトを日々研究し続ける。
「競艇予想サイト 本物」のグーグル検索結果では1位にその結果を表示させることに成功した。 競艇予想サイト解体新書では主に検証記事を担当する。
目次
競艇のルール【基礎編】
まず最初にご紹介するのは競艇のルール【基礎編】について。
競艇がどのように行われる競技なのかを解説していきます。
今回ご紹介する競艇のルールは以下の通り。
- 競艇は6艇で行われる
- 競艇が行われる競艇場は全国に24箇所ある
- 競艇はフライングスタート方式を採用している
- 競艇には4つの階級がある
- 競艇の決まり手について
それぞれ詳しく見ていきましょう。
競艇は6艇で行われる
競艇は最大6艇で着順を競う競技です。
出典:京急開発株式会社
その6艇にはそれぞれ艇毎に色が振り分けられています。
振り分けられる色は以下の通り。
艇番 | 色 |
---|---|
1号艇 | 白 |
2号艇 | 黒 |
3号艇 | 赤 |
4号艇 | 青 |
5号艇 | 黄 |
6号艇 | 緑 |
この色は全国共通で統一されています。
艇色を覚えておくと、前付けやレース中に区別しやすくなるため必ず押さえておきましょう。
競艇が行われる競艇場は全国に24箇所ある
日本全国には24箇所の競艇場があります。
そして競艇場の特徴は以下の通り。
- 1年を通して毎日どこかしらの競艇場でレースが開催されている
- 競艇場のコースは1周600mで指定されている
- 競艇場毎に水質やコース特性などが異なる
中でも注目すべきは競艇場毎に水質やコース特性が異なることです。
1周600mと限られたコースですが、走りやすさや予想の難易度がかなり変わってくるため特徴を押さえることをおすすめします。
コース特性に関しては後述しますのでご覧ください。
競艇はフライングスタート方式を採用している
競艇は他の公営ギャンブルと異なり、珍しいスタート方式を取っています。
それは「フライングスタート方式」というもの。
フライングスタート方式に関して詳しく知りたい方は以下の動画をご覧ください。
出典:ボートレース公式
上記動画をご覧の通り、1番の特徴はスタートする前から艇が走り出していることです。
このスタート方式はとても難しいとされており、選手にとって1番の難関とされています。
なぜなら競艇場に設置してある大時計が0を指すタイミングとスタートラインを通過するタイミングを合わせないといけないから。
大時計が0を指すタイミングよりも早い場合はフライング、遅い場合出遅れとなり失格となります。
したがって、スタート巧者を見抜くことが大切です。
競艇には4つの階級がある
競艇には4つの階級が設けられており、それぞれ特徴が異なります。
階級に関しての詳細は以下の通り。
階級 | 平均年収 | 在籍人数 | 出場レース | 月間稼働数 |
---|---|---|---|---|
A1級 | 約3,000万円 | 約320人 | 一般〜SG | 約15日間 |
A2級 | 約1,800万円 | 約320人 | 一般〜G1 | 約15日間 |
B1級 | 約1,100万円 | 約800人 | 一般〜G3 | 約12日間 |
B2級 | 約500万円 | 約160人 | 一般 | 約8日間 |
実力が高い程階級が高くなる仕組みとなっており、最下級はB2級、最上級はA1級となります。
最上級であるA1級になれば出場出来るレースは幅広く、かなりの高額を稼ぐことが可能です。
そしてA1級選手は実力が高く舟券に絡みやすいため、予想をする際は条件を見つつ信頼を置いて良いでしょう。
競艇の決まり手について
競艇の用語のひとつに「決まり手」という、決着の仕方を指す言葉があります。
主な決まり手と詳細は以下の通り。
- 逃げ:1号艇が他の艇に抜かされることなく1着になった場合
- 差し:1号艇よりも内側でターンをし、先行した場合
- まくり:スピードを付けたままターンをし、内枠の艇を外側から抜き去った場合
- まくり差し:「差し」と「まくり」を組み合わせて先行した場合
- 抜き:先行する艇を直線で抜かした場合
- 恵まれ:先行する艇が転覆や失格して着順が繰り上がった場合
決まり手に関して詳しく知りたい方は以下の動画をご視聴ください。
基本的にいずれかの決まり手でレースは決着します。
ただ、どの決まり手がどれほど決まりやすいかは競艇場毎に異なるため、予想をする際は各競艇場のデータを確認しましょう。
競艇のルール【応用編】
次にご紹介するのは競艇のルール【応用編】について。
ご紹介するのは以下2点です。
- 競艇の待機行動について
- 競艇のモーターやボートは抽選で決まる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
競艇の待機行動について
競艇には「待機行動」というものが存在します。
待機行動とは6艇がピットから一斉に走り出し、コース取りを含めスタートするまでの走りのことです。
まずは待機行動に関して詳しく解説している動画をご覧ください。
動画をご覧の通り、待機行動は第2ターンマークと小回り防止ブイを左回りで1周するというルールです。
そして待機行動には「待機行動実施細則」というルールが設けられており、以下のことを行うと違反となってしまいます。
- 適正な間隔:コースや艇に対して不適切な距離
- 追突:失速や追突で他の艇の走行を邪魔する
- 転舵:接近してくる艇に向けて転舵っをし、他の艇の進路を阻む
- 右転舵:低速走行中に右転舵をする
- ターンマークへの接触:ターンマークにぶつかったり触れたりする
- モーター停止:故意にエンストをさせる
- 割り込み:他の艇が見透かし線に到達しているのに内側に進入する
- 逆航走:艇の先をスタートラインに向けた後再度逆走をする
これらの違反を継続して行うと即時帰郷となってしまう場合もあるため、選手は細心の注意を払っているようです。
ただ、ここで勘違いをしがちなのは違反をしたことで失格になることはないということ。
というのも違反をしてもレースは続行され、違反を知らされるのはレース後となるため舟券自体には何の影響もありません。
競艇のモーターやボートは抽選で決まる
競艇は選手の実力ももちろん大事ですが、それと同等に大事なのがモーターとボートです。
モーターとボートは競艇場所有の備品であり、同じメーカーのものを使用しています。
とはいえ、製造段階で発生したミリ単位のズレといった個体差があるため、少なからず性能が異なるのが特徴です。
そこで、選手は公平性を保つためにレースが始まる前日に抽選を行って使用するモーターとボートを決めます。
出典:ボートレース公式
ボートはそこまで個体差はありませんが、選手にとって重要なのはモーターです。
状態の悪いモーターを引いてしまってもその節間はモーターを変更することは不可能。
そのため選手自身で調子の良いモーターに整備しなければなりません。
調子の良いモーターは高確率で舟券に絡むことが出来るため、モーターの3連対率は必ずチェックしておきましょう。
競艇のルール【実践編】
続いてご紹介するのは競艇のルール【実践編】について。
実際に競艇で予想をする際に必要となるため、必ず押さえておくことをおすすめします。
今回ご紹介するのは以下3つ。
- 競艇場の特徴は様々
- 選手の勝率・平均ST・今節成績を確認
- モーターの勝率を確認
それぞれ詳しく見ていきましょう。
競艇場の特徴は様々
競艇のルール【基礎編】で述べた通り、競艇場には様々な特徴があります。
競艇場の主な特徴は以下の通り。
- 水質
- コース形状
- レース開催時間帯
- 勝率
中でも注目すべきは水質です。
全国にある競艇場の水質を確認しましょう。
競艇場 | 水質 | レース難易度 |
---|---|---|
桐生競艇場 | 淡水 | 高 |
戸田競艇場 | 淡水 | 高 |
江戸川競艇場 | 汽水 | 高 |
平和島競艇場 | 海水 | 高 |
多摩川競艇場 | 淡水 | 高 |
浜名湖競艇場 | 汽水 | 中 |
蒲郡競艇場 | 汽水 | 中 |
常滑競艇場 | 海水 | 中 |
津競艇場 | 汽水 | 中 |
三国競艇場 | 淡水 | 中 |
びわこ競艇場 | 淡水 | 高 |
住之江競艇場 | 淡水 | 中 |
尼崎競艇場 | 淡水 | 中 |
鳴門競艇場 | 海水 | 高 |
丸亀競艇場 | 海水 | 中 |
児島競艇場 | 海水 | 中 |
宮島競艇場 | 海水 | 中 |
徳山競艇場 | 海水 | 低 |
下関競艇場 | 海水 | 低 |
若松競艇場 | 海水 | 中 |
芦屋競艇場 | 淡水 | 低 |
福岡競艇場 | 汽水 | 高 |
唐津競艇場 | 淡水 | 高 |
大村競艇場 | 海水 | 低 |
水質は海水・淡水・汽水の3つで分類されますが、中でも海水が1番難易度が高いとされています。
なぜなら、時間帯によって満潮や干潮になったり、海に面した立地特有の強い風が拭きやすいからです。
その分、選手は実力が出しにくくなるため当地巧者が有利となるレースがほとんど。
このように水質によって予想方法が変わってくるため必ず押さえておきましょう。
その他、水質に関して詳しく知りたい方は以下の記事を併せてご覧ください。
選手の勝率・平均ST・今節成績を確認
ボートレース公式サイトでは、レース毎に出走表というものが閲覧することが出来ます。
そして予想をする際は最低限以下3つを確認すべきです。
出典:ボートレース公式
- 確認すべきポイント①:選手の勝率
- 確認すべきポイント②:選手の平均ST
- 確認すべきポイント③:選手の今節成績
これらを知ることで選手の状態やレースの優位度を判断することが出来ます。
中でも選手の勝率は必ず見ておきたい情報です。
なぜなら、選手の勝率はその選手の実力を示す重要な指標だから。
選手の勝率は7点台後半〜8点台が優れていると言えます。
そして確認すべきポイント②でご紹介している選手の平均STは0.15より速い場合が有力です。
また、確認すべきポイント③の今節成績は3着以内の数が多い選手が好走する可能性があると言った判断が出来ます。
これらは予想をする上で基盤となる情報となるため、必ず押さえておきましょう。
モーターの勝率を確認
競艇初心者が予想をする際、モーターの勝率を確認することをおすすめします。
先述した通り、モーターは選手の実力と同様に重要な役割を果たす原動力。
モーターによってレース展開が大きく変わることもあります。
そんなモーターの勝率はボートレース公式サイトの出走表から確認することが可能です。
出典:ボートレース公式
階級の高い選手が勝率の高いモーターを使用している場合は好走する可能性が大いにあるでしょう。
このように、レース展開を読む判断材料となるため、必ず確認しておいてください。
競艇のルールでよくある質問
ここまで競艇のルールに関してご紹介してきました。
ここからは競艇のルールに関してよくある質問をご紹介していきます。
今回ご紹介する質問はこちら。
- 舟券の購入方法は?
- おすすめの舟券は?
- トリガミとは?
- 競艇で勝てる方法を知りたい
- 競艇の暗黙のルールとは?
それぞれ詳しく見ていきましょう。
舟券の購入方法は?
舟券は競艇場・場外販売所・インターネット(テレボート)で購入することが出来ます。
競艇場や場外販売所ではすぐに購入することが出来ますが、現在はインターネットが主流です。
ただ、購入方法を覚えておかないと「参加したかったレースに間に合わなかった」ということになりかねません。
そのため、インターネットでの舟券の購入方法は以下の記事をご覧ください。
おすすめの舟券は?
舟券は単勝・複勝・拡連複・2連単・2連複・3連単・3連複の7種類があります。
それぞれの舟券の特徴は以下の通りです。
舟券 | 的中率 | 平均払戻し額 | 特徴 |
---|---|---|---|
単勝 | 16.7% | 500円 | 1着に入る艇を当てる |
複勝 | 33.3% | 200円 | 1着もしくは2着に入る艇を当てる |
拡連複 | 20.0% | 400円 | 3着までを選択し、そのうち2艇が3着以内なら的中 |
2連単 | 3.3% | 1,800円 | 2着までの艇を当てる |
2連複 | 6.7% | 900円 | 2着までの艇を当てる。順不同 |
3連単 | 0.8% | 7,200円 | 3着に入る艇すべてを当てる |
3連複 | 5.0% | 1,300円 | 3着に入る艇すべてを当てる、順不同 |
このように、舟券には様々な特徴があります。
最も平均払戻し額が高い舟券は3連単ですが、的中率は最も低いです。
競艇に慣れてきた場合は3連単をおすすめしますが、競艇初心者に最もおすすめな舟券は2連単と言えます。
3連単に比べて払戻し額は劣りますが、その分的中率が上がるからです。
このように必ず自分自身に適した舟券があるはずなので、詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
トリガミとは?
トリガミとは払戻金が投資金額を下回ってしまうことを指します。
競艇をする上でトリガミは避けたいところ。
そのため、トリガミについてや避ける方法を知りたい方は以下の記事をご覧ください。
競艇で勝てる方法を知りたい
競艇には必ず勝てるという言葉は存在しません。
実際に競艇で勝っている人は10%未満とも言われています。
多くの人が負けている競艇ですが、実は勝率を上げる方法が存在します。
そこで、競艇で実際に勝っている人の特徴や買い方を解説していますので、気になる方は以下の記事をご覧ください。
競艇の暗黙のルールとは?
競艇には暗黙のルールというものが存在します。
暗黙のルールとは「選手道」と呼ばれ、守らなければマナー違反や常識知らずといった印象を持たれるようです。
そんな暗黙のルールは以下8つ。
- 6コースは前付け後の回り直し禁止
- 前付けを防いだ艇のインコースの割り込み禁止
- 艇同士の多少の接触は問題ない
- レース終わりは必ず挨拶をする
- 勝利者インタビューで感情を出しすぎてはいけない
- 新人は6コースから進入する
- 新人は高度なテクニックを利用してはいけない
- ボートの洗浄・片付けは新人が行う
このように、競艇のルールブックには記載されていないルールも存在します。
そんな暗黙のルールについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
競艇のルールのまとめ
ここまで競艇のルールについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
本記事をまとめると以下の通りです。
競艇のルールのまとめ
- 競艇のルール【基礎編】:競艇は6艇で行われる
- 競艇のルール【基礎編】:競艇が行われる競艇場は全国に24箇所ある
- 競艇のルール【基礎編】:競艇はフライングスタート方式を採用している
- 競艇のルール【基礎編】:競艇には4つの階級がある
- 競艇のルール【基礎編】:競艇の決まり手について
- 競艇のルール【応用編】:競艇の待機行動について
- 競艇のルール【応用編】:競艇のモーターやボートは抽選で決まる
- 競艇のルール【実践編】:競艇場の特徴は様々
- 競艇のルール【実践編】:選手の勝率・平均ST・今節成績を確認
- 競艇のルール【実践編】:モーターの勝率を確認
本記事をここまで読んで頂いたあなたは間違いなくこれまで以上に競艇を楽しめるはずです。
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出典:ZONE
戦績 | 223戦180勝43敗 | 的中率 | 81% | 回収率 | 222% |
---|---|---|---|---|---|
平均 投資 |
8,000円 | 平均 払戻 |
17,722円 | ||
合計収支 | |||||
1,784,000円 3,952,100円 |
|||||
収支 +2,168,100円 |
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