競艇はやればやるほど負ける?勝てない理由と抜け出す方法を解説

競艇をやっている方の中で、プラス収支を保てているのはほんの一握り。
ほとんどの方が負けているでしょう。
その状態から抜け出すためには、なぜ負けているのかを知ることが大切。
とはいえ、負けにも2種類あり、まずはあなたがどちらのタイプか見極めましょう。
- 継続的に競艇をやっていて、やればやるほど負けている方
- 競艇初心者で単発的に負けている方
この中で深刻なのは①の「競艇をやればやるほど負けている方」。
ということで、今回はその理由や対策を伝授致します。
②の単発的な負けで悩んでいる方は、競艇で勝てない理由を御覧ください。

1966年6月17日生まれ。東京大学卒業。
ボートレーサーを目指すも怪我のため断念。某有名競艇雑誌の編プロで働いていたが、廃刊を機に退職。その後競艇予想屋兼ライターとして活動をする中で福岡と出会う。
過去に自分も競艇予想サイトに騙されたことがあることから「被害者を減らしたい」という福岡の思いに共感。
毎日200以上の競艇予想サイトを検証し、競艇歴30年と元プロ予想師の経験と知見で「本物」の競艇予想サイトを日々研究し続ける。
競艇予想サイト解体新書では主に検証記事を担当する。
競艇をやればやるほど負ける理由

競艇において何度も負けている方の要因のほとんどが、心理的トラブルです。
負けが続くと焦りが強くなり、本来見るべき展示情報やモーター性能を冷静に分析できなくなります。
さらに、短時間で何度も判断を求められるため疲れやストレスが蓄積し、必要な情報を見落とし視野が狭くなることも少なくありません。
負けを取り返そうとする気持ちも危険で、普段なら避ける荒れレースに手を出したり、「なんとなく」の勘で買ってしまうなど、感情のブレが予想の質を下げます。
ここでは「競艇をやればやるほど負ける理由」をまとめたので、しっかり確認しておきましょう。
競艇をやればやるほど負ける理由
- 負けているときほど冷静さがなくなるから
- 疲れやストレスで視野が狭くなる
- 負けを取り返そうとして判断が鈍るから
- 知識がないまま予想を続けているから
- 胴元が勝てる仕組みになっているから
競艇をやればやるほど負ける理由①負けているときほど冷静さがなくなるから
人は負けが続くと、冷静さよりも「焦り」が優先されます。
焦りが強い状態では、展示タイムやモーター評価といった本来見るべき情報を正しく処理できません。
これは心理学でいう「認知のゆがみ」で、勝ち筋ではなく不安だけを基準に判断してしまう状態です。
冷静さを失うと、普段なら避けるレースにも手を出し、結果的に負けを深くします。

前山進
競艇をやればやるほど負ける理由②疲れやストレスで視野が狭くなる
競艇は、短時間で何度も決断を迫られるギャンブルです。
その積み重ねは、脳に負荷を与え続けます。
疲れやストレスが蓄積すると、モーターの相性や水面状況の変化など、本来なら気づける情報を見落としやすくなります。
視野が狭くなると「簡単に買えるレース」「直感的に買えるオッズ」だけに意識が向き、判断の精度が落ちていきます。
これは長く賭ければ賭けるほど起きやすい現象なので、適度に競艇との距離を置くことも検討しましょう。
競艇をやればやるほど負ける理由③負けを取り返そうとして判断が鈍るから
「負け取り返したい」という感情は、競艇で最も危険な心理です。
人は損をすると、その損を埋めるために普段よりリスクを許容しやすくなります。
本来ならスルーすべき荒れそうなレースでも、負けを取り返したい気持ちが強いと「ここしかない」と錯覚し、穴レースばかりに賭けに行く。
冷静さではなく感情が舵を握り始めるため、負けが負けを呼ぶ連鎖が起きます。
穴狙いは鉄板と比べて何倍も情報を精査をする必要があるにも関わらず「なんとなく」で勝負をしてしまうのです。
そうすると必然的に的中率は下がるので負ける可能性が高くなるでしょう。

前山進
競艇をやればやるほど負ける理由④知識がないまま予想を続けているから
競艇は、1号艇の信頼度、選手のスタート力、モーター性能、潮や風の影響など、知識が結果に直結する競技です。
しかし、多くの人は“なんとなく”で買い続けてしまい、知識が増えないまま負けを積み重ねます。
基礎知識がない状態で続けても、運任せの予想から抜け出せません。
予想サイトやデータを活用している人との間に差が広がり、回数を重ねるほどその差が結果として表れます。
まずは競艇の基礎知識を学び、勘で予想をしない癖をつけていきましょう。
競艇をやればやるほど負ける理由⑤胴元が勝てる仕組みになっているから
そもそもの話で、競艇は「プレイヤーが長期的に負けるように設計されているギャンブル」です。
その根拠が、「控除率」です。
競艇では舟券売上の約25%が最初から差し引かれる仕組みになっています。
これはつまり、100万円分の舟券を買えば、理論上75万円しか戻ってこないということです。
どれだけ予想力があっても、プロでも、この差し引かれた状態で戦わなければなりません。
つまり、やればやるほど、その25%の壁がじわじわ効いてくるのです。

前山進
競艇をやればやるほど負ける状況から抜け出す対策

競艇をやればやるほど負ける状況から抜け出したいなら、まずはこれまでの行動を見直しましょう。
闇雲にレースに参加をしたり、自分の予想に自信がありすぎてまわりが見えていたりしませんか?
ときには他の方の予想を参考にするのも、最悪な状況を打破する有効な手段です。
競艇をやればやるほど負ける理由
- まずは参加しないレースを決める
- 前もって賭け金のルールを決め手おく
- 競艇について正しい知識を身につける
- 実際に勝ってる人の賭け方を参考にする
- 一旦競艇から身を引く
まずは参加するレースを絞って、やみくもに参加しない
やればやるほど負ける要因の一つが、闇雲に勝負してしまうこと。
勝ちにこだわるなら「どのレースで勝負するか」が大事です。
おすすめは一つの条件に絞って参加をし、そのレース条件のレースの勝率を上げること。
例えば、以下のようなレース条件に絞って参加を続けることで、特徴が分かってきて勝率を上げられます。
- SG
- G1
- 女子戦
- ルーキー戦
まずは、自分の得意なレースに絞って参加をするようにしましょう。
前もって賭け金のルールを決め手おく
「今日は3,000円まで」とルールを決めていても、負けてくると「もう1回だけ…」となるもの。
そこでおすすめなのが、「レース前に舟券と一緒にメモする」こと。
- 今日の投資上限
- 買い目の根拠
- 結果と反省
これだけでも負けパターンの可視化が進み、反復行動が抑えられます。
「負けても続けてしまう」という負のスパイラルに陥っていると自覚のある方は、特に意識するようにしてください。

前山進
競艇について正しい知識を身につける
競艇を長年勉強しているのに勝てないということは、競艇の予想が下手だということ。
競艇の予想が下手ということは、競艇の知識が身についていない可能性が高いです。
競艇は、1号艇の信頼度、スタートタイミング、モーター性能、水面の状態など「知識が勝ちに直結する競技」です。
知識がないまま続けても、運任せの予想から抜け出すことはできません。
基本的な仕組みを学ぶだけで、読み方が変わり、無駄なレースを避けられるようになります。
特に「干満(潮の満ち引き)」「伸び型・出足型(モーターの特徴)」は初心者ほど軽視しやすい情報なので、理解しておくと勝率が安定していきます。
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実際に勝ってる人の賭け方を参考にする
自分の予想がどうしても当たらない、やればやるほど負けるというのならば”自分で予想をしない“のも一つの手段です。
実際に競艇で勝っている人の予想を参考に、または丸乗りすることで勝率は格段に上がるはず。
とはいえ、誰の予想を参考にすれば迷いますよね。
そんな方のために、私が実際に参考にしている競艇予想を以下にまとめました。
用途にあわせて使い分けてみてください。
| 予想元 | 利用料 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| ボートキング | 無料 | 公開された予想に丸乗りして稼ぐならこのサイト一択。 7日で6万円以上のプラス収支は当たり前で、競艇知識は必要ない。 ひとまず、この予想元から利用してみてほしい。 |
| 競艇セントラル新聞 | 無料 | 競艇セントラルという運営歴5年以上のサイトが配信するネット新聞。 毎日狙い目のレースや選手情報を配信しており、競艇玄人でも納得の内容を配信している。 世の中に競艇新聞は多数あれど、これほど充実した内容の新聞はない。 情報を収集して自分で予想をしたい方におすすめ。 |

前山進
一旦競艇から身を引く
ここまでやって、まだ競艇でやればやるほど負けるのならば、一旦競艇と距離を置くことも考えましょう。
もしかすると、ギャンブル依存症になってしまっているかもしれません。
依存症の可能性を確かめるチェックリストを用意しましたので、確認しってみてください。
- 生活費に手をつけている
- 給料日直後に大量購入してしまう
- 負けると気分が落ちる
- 自分を責めるようになった
- 隠れて舟券を買うようになった
これらに1つでも当てはまるなら、ギャンブル依存の初期症状の可能性があります。
今すぐ距離を置くことをおすすめしますので、以下3ステップをお試しください。
- すべてのレースの購入記録を残す
- 1週間だけ競艇から離れてみる
- その分の時間・お金を別の体験に使ってみる
「やめよう」と思ってもやめられない人は多いですが、まずは1週間距離を置くことが第一歩です。
それでもやめられないときは誰かに相談をしてください。
家族、友人、あるいはSNSや専門機関でも構いません。
「言葉に出して話す」ことで、ギャンブルとの距離感を取り戻すきっかけになることがあります。
競艇をやればやるほど負けている方の体験談
実際に負け続けている方の体験談を見て、自分も同じ状況に陥ってしまっていないか見直してみましょう。
今回は20代男性、30代女性、50代男性の方の体験談をご紹介します。
負けている方の体験談①辞めたくても辞められず100万負け
20代 男性 会社員仕事のストレスで競艇にハマったのがことの始まりでした。最初はビギナーズラックで10万円ほど勝っていたんです。その運も長くは続かずで、やってもやっても勝てなくていつのまにか最初に勝った10万円はなくなってました。どうせまた勝てるだろうと甘く見てた自分が馬鹿でした。総額100万円ほど負け状態。さらに仕事のストレスが増えましたよ
この方は最初に勝った反動で辞められなくなってしまったようです。
確かにビギナーズラックで一気に大金を手にしてしまうと次も勝てるのではないかと思ってしまいますよね。
私も若い頃はそうでしたが、競艇はそんな甘くありません。
この方の要因はずばり「競艇で勝つ準備を怠った」から。
競艇の知識を付けず運だけに頼っていては毎日収支がマイナスになるだけでしょう。
負けている方の体験談②闇雲に賭けて借金まみれ
30代 女性 主婦専業主婦5年目。夫の稼ぎに満足できず、手軽そうだなと思い競艇に関わらず競馬、競輪など多くのギャンブルに手を出しました。最初は確かに勝ってましたよ?でもいち専業主婦が闇雲に賭けても勝てるのは一瞬でしたね。気付いたら金融会社からお金を借りてました。夫にも本当のことを言えず辛いです。誰か助けてください、、、。
こちらは競艇に限らず多くのギャンブルに依存した結果借金地獄に陥った例。
ギャンブルで大金を得る高揚感は一度経験すると中々抜け出せませんが、何事も冷静さが重要です。
特に水面状況や天候など多くの要素が絡む競艇は、冷静に分析をなければ勝つことはできません。
そしてその分析には競艇の勉強が必須。
初心者は予想が上手い方の予想方法を参考にしたりして、努力を怠らないようにしましょう。
負けている方の体験談③気付いたら230万円負け、おまけに天蓋孤独に
50代 男性 自営業友人が競艇で稼いでいると聞き、始めてみました。しかし、素人がいきなり稼げるはずもなく。友人に詳しく聞いたら予想サイトを使ってるらしいのですが、私自身そういうものを信用していなかったので自分で予想してました。結果気付いたら230万円ほど負け、ついには老後の蓄えとしてとっておいた家族預金にも手を出しました。家族にはそれがバレて離婚沙汰に。これからどうして生きていけば良いのか分かりません。
こちらの方はご自身の予想に自信がないにも関わらず賭け続け、結果として230万円+老後の貯金まで失いました。
最初から友人のおすすめする予想サイトを使用していればこのような結果にはならなかったかもしれません。
確かに怪しむ気持ちも分かりますが、現に稼げている友人がいるのですから一度試してみれば良いものを、、、、。
頑固すぎる考えは身を滅ぼす良い例ですね。
競艇は控除率の構造上、長くやればやるほど負けるのが基本原理です。
競艇をやればやるほど負ける理由と対策まとめ
しかし、その事実を理解した上で、情報の精度や買い方を見直し、時には距離を置くことも選択すれば、このループから抜け出すことは可能です。
勝つ人はいます。
ただしそれは、勝てる土俵で、勝てる方法を選び続けた人だけです。
あなたも、今日をきっかけに「負けない競艇」に切り替えてみませんか?
その際は信頼できる情報源を味方につけておきましょう。
※LINE公式アカウントがシステムの不具合により、2025年6月18日から新しいアカウントになっています。
既に登録の方にはお手数ですが、下記から再度登録をお願いします。
競艇には、言わずとしれた「稼ぎやすいレース」が存在します。
しかし、末端の一般人ではそういった情報は手に入りません。
競艇予想サイト解体新書では、数々の予想サイトを検証するにあたって有益な情報網を獲得しています。
そういった情報網から得られる「注目するべきレース」の情報をLINE公式アカウント登録者限定で配信する用意があります。
参考にする、しないは皆さん次第。
ここでしか手にすることのできない情報を、ぜひ有意義に活用してもらえればと思います。


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