競艇の買い目とは?読み方から組み立て方・絞り方まで実例で解説

競艇の買い目とは、舟券で購入する艇番の組み合わせのことです。
例えば、3連単の「1-2-3」は、1号艇が1着、2号艇が2着、3号艇が3着になる組み合わせを指します。
「1-23-234は何点?」「相手を増やすと舟券代が高くなる」「どこまで絞れば良い?」と迷うときは、読み方・組み立て方・購入額を順番に整理すると分かりやすくなります。
この記事では、買い目の読み方と点数を早見表で確認し、軸と相手を選ぶ手順、買い目を絞るときの判断基準まで徹底解説。
競艇の買い目について詳しく知りたい方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。

1966年6月17日生まれ。東京大学卒業。
ボートレーサーを目指すも怪我のため断念。某有名競艇雑誌の編プロで働いていたが、廃刊を機に退職。その後競艇予想屋兼ライターとして活動をする中で福岡と出会う。
過去に自分も競艇予想サイトに騙されたことがあることから「被害者を減らしたい」という福岡の思いに共感。
毎日200以上の競艇予想サイトを検証し、競艇歴30年と元プロ予想師の経験と知見で「本物」の競艇予想サイトを日々研究し続ける。
競艇予想サイト解体新書では主に検証記事を担当する。
競艇の買い目とは?意味と「点数」の違いを解説
買い目を理解するには、「どの券種で」「どの組み合わせを」「何通り買うのか」を分けて考えることが大切です。
まずは基本の言葉を整理しましょう。
買い目は購入する組み合わせ、点数はその数
3連単の「1-2-3」が1つの買い目です。
「1-2-3」と「1-3-2」の両方を買う場合は買い目が2つなので、「2点買い」といいます。
| 言葉 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| 買い目 | 購入する組み合わせ | 3連単の1-2-3、1-3-2 |
| 点数 | 購入する組み合わせの数 | 上の2つなら2点 |
| 購入額 | 舟券に使う金額 | 2点を各100円なら合計200円 |
同じ「1-2-3」を100円買っても1,000円買っても、買い目の点数は1点です。
金額を増やすことと、組み合わせを増やすことは区別しましょう。
同じ艇番でも券種によって的中条件が変わる
買い目は数字だけで判断せず、必ず券種とセットで読みます。
例えば1・2・3号艇を選んでも、3連単では着順まで一致する必要があり、3連複では3艇の順番を問いません。
| 券種 | 購入する組み合わせ | 的中する結果 |
|---|---|---|
| 3連単 | 1-2-3 | 1着1号艇・2着2号艇・3着3号艇 |
| 3連複 | 1・2・3 | 1・2・3号艇が上位3着を占める。順番は不問 |
| 2連単 | 1-2 | 1着1号艇・2着2号艇 |
| 2連複 | 1・2 | 1・2号艇が上位2着を占める。順番は不問 |
| 拡連複 | 1・2 | 1・2号艇がともに3着以内。順番は不問 |
どの券種を選ぶかで迷う方は、競艇で当たりやすい買い方も参考にしてください。
本記事では、表記が複雑になりやすい3連単を中心に解説します。
競艇の買い目の見方|数字と記号の読み方早見表
3連単の買い目は、基本的に左から「1着候補-2着候補-3着候補」の順で読みます。
同じ位置に数字が複数あれば、その中から1艇を選ぶという意味になります。
| 表記 | 実際の買い目 | 買い目点数 |
|---|---|---|
| 1-2-3 | 1-2-3 | 1点 |
| 1-23-23 | 1-2-3、1-3-2 | 2点 |
| 1-23-234 | 1-2-3、1-2-4、1-3-2、1-3-4 | 4点 |
| 1-234-234 | 1-2-3、1-2-4、1-3-2、1-3-4、1-4-2、1-4-3 | 6点 |
| 1-2-全 | 1-2-3、1-2-4、1-2-5、1-2-6 | 4点 |
| 1-全-全 | 1着を1号艇に固定し、残る5艇から2着・3着を順番付きで選ぶ | 20点 |
| 123ボックス | 1-2-3、1-3-2、2-1-3、2-3-1、3-1-2、3-2-1 | 6点 |
「1-2-3」「1-23-234」の読み方
「1-2-3」は1つの着順を指定した買い目です。
一方、「1-23-234」は複数の組み合わせを短くまとめた表記となります。
2着が2号艇なら3着は3・4号艇、2着が3号艇なら3着は2・4号艇となり、合計4点です。
「1-2-2」のように同じ艇が2着と3着に入る組み合わせは成立しないので注意しましょう。
「流し」「全流し」の読み方
流しは、軸にする艇を決めて相手に複数の艇を組み合わせる買い方です。
「1-2-全」なら1着を1号艇、2着を2号艇に固定し、3着に残りの3・4・5・6号艇を入れます。
「1-全-全」は1着だけを固定するため、2着候補が5艇、3着候補がその2着艇を除く4艇となり、5×4=20点です。
「全」があっても、すでに別の着順で選択した艇は重複しないので注意しましょう。
「ボックス」の読み方
ボックスは、選んだ艇で成立する組み合わせをすべて買う方法です。
3連単の「123ボックス」は1・2・3号艇の着順を入れ替えた6点を購入します。
上位に入る艇は絞れても着順を決めにくいときに検討する形ですが、選ぶ艇が増えると点数も増えてしまいます。
3連単の3艇ボックスは6点、4艇ボックスは24点です。
また、選んでいない艇が3着以内に入れば不的中となります。
「フォーメーション」の読み方
フォーメーションは、1着・2着・3着それぞれに候補を指定する買い方です。
「1-23-234」なら、4号艇は3着候補だけに入れています。
「上位に来そうな艇」を一括で選ぶボックスに対し、フォーメーションでは着順ごとの評価を反映できます。
その分、4号艇が2着に来るなど、指定した着順と違う結果になれば取り逃します。
買う点数と対応できる着順を一緒に確認するようにしましょう。
競艇の買い目は何通り?点数と購入金額の早見表
買い目の点数が分かれば、購入額を計算することができます。
ここでは6艇立て・欠場や返還なしを基本条件として整理します。
3連単・3連複・2連単などの券種別の全通り
| 券種 | 的中条件 | 全通り | 各100円の総額 |
|---|---|---|---|
| 単勝 | 1着の艇を当てる | 6通り | 600円 |
| 複勝 | 選んだ1艇が1着または2着 | 6通り | 600円 |
| 2連単 | 1・2着を着順通りに当てる | 30通り | 3,000円 |
| 2連複 | 1・2着の2艇を順不同で当てる | 15通り | 1,500円 |
| 3連単 | 1・2・3着を着順通りに当てる | 120通り | 12,000円 |
| 3連複 | 1・2・3着の3艇を順不同で当てる | 20通り | 2,000円 |
| 拡連複 | 選んだ2艇がともに3着以内 | 15通り | 1,500円 |
複勝も1〜6号艇から1艇を選ぶので、買い目は6通り。
「1着か2着なら的中」という条件と、購入できる組み合わせの数は別です。
また、3連単が120通りだからといって、特定の1点が当たる確率を常に1/120と見積もることはできません。
選手やコースなどの条件が違うため、すべての結果が同じ確率で起こるわけではないからです。
3艇・4艇ボックスの点数を比較
| 選ぶ艇数 | 3連単 | 3連複 | 2連単 | 2連複 |
|---|---|---|---|---|
| 3艇 | 6点/600円 | 1点/100円 | 6点/600円 | 3点/300円 |
| 4艇 | 24点/2,400円 | 4点/400円 | 12点/1,200円 | 6点/600円 |
| 5艇 | 60点/6,000円 | 10点/1,000円 | 20点/2,000円 | 10点/1,000円 |
| 6艇 | 120点/12,000円 | 20点/2,000円 | 30点/3,000円 | 15点/1,500円 |
3連単のボックスは、選ぶ艇数をnとすると「n×(n-1)×(n-2)」で数えられます。
4艇なら4×3×2=24点です。
3連複は着順の入れ替えを同じ組み合わせとして扱うため、4艇なら4点になります。
ただし、「4艇に絞った」というだけでは購入額は分かりません。
券種と買い方まで確認する必要があります。
フォーメーションは同じ艇の重複を除いて数える
フォーメーションの点数は、各着順の候補数をそのまま掛けると間違える場合があります。
「1-23-234」は1×2×3=6組を作れますが、1-2-2と1-3-3の2組は未成立。
そのため、実際には4点となります。
さらに、複数のフォーメーションを併用する場合は、同じ買い目を二重に数えていないか確認しましょう。
「1-23-23」に「1-2-3」を追加しても、異なる買い目の数は2点のままです。
同じ買い目を重ねて購入すれば、その組み合わせへの購入額が増えるだけとなります。
購入金額は「点数×1点あたりの金額」で計算する
全買い目を同額で買うなら、点数に1点あたりの全額を掛けます。
4点を各100円なら400円、各500円なら2,000円です。
計算方法
買い目ごとに金額を変える場合は、それぞれの購入額を合計します。
「1-2-3を300円、1-3-2を200円、1-2-4を100円」なら、3点で合計600円です。
例えば、予算が1,000円でも、4点各100円の400円に留めて構いません。
予算は使い切る金額ではなく、超えないための上限として決めましょう。
競艇の買い目の組み立て方|軸と相手を決める5ステップ
買い目を作るときは、最初から数字を並べるより「どのような展開になると考えたか」を先に整理すると、候補を残す理由が明確になります。
- 進入とレース展開を想定する
- 軸にする艇と固定する着順を決める
- 相手を2着候補と3着候補に分ける
- 候補を具体的な買い目に展開する
- 点数・購入額・オッズを確認する
1|進入とレース展開を想定する
まずは、どの艇がどのコースからスタートしそうかを確認します。
艇番はボートの番号、コースはスタートする位置です。
1号艇が必ず1コースに入るとは限らずスタート展示と本番で進入が変わる可能性もあります。
そのうえで、「1コースの艇が先に回る」「2コースの艇が差す」「外の艇が先に攻める」など、買い目の前提となる展開を言葉にします。
出走表の級別・平均ST・コース別成績に加え、今節の走りや展示での動きを見比べましょう。
平均STは過去の平均であり、展示STはその展示1回の記録。
どちらも本番のスタートを確約する数値ではないので注意してください。
2|軸にする艇と固定する着順を決める
軸とは、買い目の中心に置く艇のことです。
ただし、「上位に来そう」と「1着になると考える」は異なります。
逃げ切る展開を想定するなら1着固定が候補になります。
一方で、先頭までは厳しくても上位に残ると考える艇なら、2着や3着の候補です。
1着を1艇に固定できない場合は、複数の展開を比較するか、そのレースを見送ります。
「1号艇だから」「A1級だから」だけで固定せず、想定コースや相手関係、直前情報に反する材料がないかを確認してください。
3|相手を2着候補と3着候補に分ける
次に、軸と一緒に上位へ来る相手を選びます。
候補を一括で並べるのではなく「2着にも入れる艇」と「3着に残す艇」に分けると、フォーメーションへ落とし込みやすくなります。
以下にて例を見ていきましょう。
| 艇 | 想定する役割 | 買い目への反映 |
|---|---|---|
| 1号艇 | 1コースから先に回る | 1着固定 |
| 2号艇 | 内側で差し、相手に残る | 2着・3着候補 |
| 3号艇 | 内の2艇に続いて上位争い | 2着・3着候補 |
| 4号艇 | 先頭争いより、道中で3着を拾う想定 | 3着候補 |
| 5・6号艇 | 想定する展開では上位に入る根拠が弱い | 候補から外す |
この表は「艇番ごとの決まった役割」ではありません。
4号艇の攻めが強いと判断すれば、1着や2着の候補になることもあります。
また、外した艇にも好モーターや展示での動きなどの根拠があるなら、評価を見直します。
4|候補を具体的な買い目に展開する
上の例なら、1着1号艇、2着2・3号艇、3着2・3・4号艇なので、「1-23-234」の4点です。
3連単/手順を説明する仮例
1-23-234
1-2-3/1-2-4/1-3-2/1-3-4
展開後は、各買い目に「なぜその艇がその着順なのか」を当てはめます。
4号艇が2着にくる可能性も同じ程度に考えているのに、4点にしたいという都合だけで3着に限定していないかを確認しましょう。
5|点数・購入額・オッズを確認する
買い目ができたら、最後に合計購入額と的中時の払戻額を比べます。
3連単4点を各100円なら総額400円。
ある買い目のオッズが3.0倍なら、その1点が的中しても払戻額は300円で、収支は100円のマイナスです。
予想の根拠があっても、配当に納得できないなら見送る判断もあります。
低オッズを避けるためだけに、根拠の弱い高配当の買い目へ入れ替える必要はありません。。
競艇の買い目の絞り方|何点にするかは根拠と予算で決める
競艇の買い目に、すべてのレースで通用する最適点数はありません。
絞る目的は単に点数を小さくすることではなく、自分が想定する展開に必要な買い目を整理することです。
残す理由を説明できない買い目を見直す
「きたら悔しい」「高配当だから一応」
このように候補を足すと、買い目は際限なく増えていきます。
一度、買い目ごとに根拠を短く書き出しましょう。
- 1着候補|どのコースからどのように先頭に立つと考えたか
- 2着候補|先頭艇の後ろに残る、または競り勝つ理由は何か
- 3着候補|どの艇との比較で残したか。展開が向く材料はあるか
根拠がない候補は見直しの対象ですが、「説明しにくいから来ない」という意味ではありません。
複数の展開が残り、評価の差を付けられない場合は、無理に削るより購入自体を再検討しましょう。
6点から4点に絞ると何を取り逃がす?
3連単「1-234-234」の6点から、4号艇を2着候補だけ外すと「1-23-234」の4点になります。
| 比較 | 変更前 | 変更後 |
|---|---|---|
| 買い目 | 1-234-234 | 1-23-234 |
| 点数 | 6点 | 4点 |
| 各100円の購入額 | 600円 | 400円 |
| 1-4-2、1-4-3への対応 | 購入範囲に入る | どちらも外れる |
購入額は200円減りますが、4号艇が2着に入る2つの組み合わせを取り逃します。
2・3号艇を2着で優先し、4号艇を3着に留める根拠があるかが判断点です。
点数を減らすたびに、「削った結果が出たら外れる」と具体的に確認することが大切。
安くなったことだけをみて、買い目が改善したと判断しないようにしましょう。
点数を絞ってもトリガミになる場合がある
トリガミは、的中しても払戻額が合計購入額を下回ることです。
3連単を6点、各100円で買った場合を比べてみましょう。
| 的中した1点の確定オッズ | 払戻額 | レースの収支 |
|---|---|---|
| 4.0倍 | 400円 | -200円 |
| 6.0倍 | 600円 | 0円 |
| 10.0倍 | 1,000円 | +400円 |
参考例
ある1点の的中で購入額を回収するオッズ=合計購入額÷その買い目への購入額
例えば、総額1,000円のうち「1-2-3」に400円を配分したなら、この1点の損益分岐は2.5倍です。
一方、100円しか配分していない買い目なら10.0倍が必要になります。
低配当に多く配分すると、その買い目が外れたときの損失も増えます。
金額の調整だけで予想の精度や期待収益が上がるわけではありません。
絞れないときは券種変更や見送りを考える
3着だけが読みにくいなら2連単、上位3艇は選べても順番を決めにくいなら3連複を比較する方法があります。
ただし、券種を変えるとオッズも変わるため、購入額と払戻条件は改めて計算します。
| 迷いの内容 | 検討する対応 |
|---|---|
| 1・2着は決められるが3着が広い | 2連単の買い目とオッズを比較する |
| 上位3艇は選べるが順番が難しい | 3連複と3連単ボックスの費用・配当を比較する |
| 進入や軸の判断が定まらない | 無理に1着固定せず、見送りを検討する |
| 根拠のある買い目を残すと予算を超える | 金額を下げられるか確認し、難しければ見送る |
| 的中時の払戻条件に納得できない | 根拠の弱い穴目へ変更せず、見送る |
見送ることは予想力不足の証明ではありません。
情報に不確実さが残るレースや、自分の予算に合わないレースを購入対象から外す賢明な判断です。
競艇の買い目に関するよくある質問
競艇の買い目に決まったおすすめはある?
初心者は何点買いから始めればいい?
3連単を全通り買えばプラスになる?
買い目の「=」はどういう意味?
3連単の1点買いは有利?
まとめ|競艇の買い目は読み方・根拠・購入額をセットで確認しよう
競艇の買い目は、購入する組み合わせのことです。
数字の並びを読み解き、具体的な買い目へ展開できれば点数や費用を把握しやすくなります。
組み立てるときは、進入と展開を想定してから軸・相手・着順を決めましょう。
絞るときも、何点減ったかだけでなく、どの結果を取り逃がす変更なのかも確認することが大切です。
購入前の確認リスト
- 券種・開催日・競艇場・レース番号が合っている
- 表記を展開し、買い目の重複や点数を確認した
- 各艇をその着順に置いた理由を説明できる
- 合計購入額が予算内に収まっている
- 買い目ごとのオッズと的中時の収支を確認した
- 判断に迷う場合は見送る選択も残している
買い目を減らすこと自体を目標にせず、予想の根拠とお金の使い方が一致しているかを見直していきましょう。
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