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【全24場比較】インが強い競艇場ランキング|イン逃げ率から分かる予想のコツもご紹介!

インが強い競艇場ランキングのTOP画像 

「インが強い競艇場ってどこ?」

「イン逃げ率が高い場だけを狙って買いたい」

そんな方に向けて、本記事では全国24会場の1コース1着率を比較しながら「インが強い競艇場」をデータで徹底解説していきます。

一般的に「インが強い」と言われる場はいくつかありますが、実際にどの競艇場のイン逃げ率が高いのか、数字まで把握している人は多くありません。

そこで本記事では、以下の内容を徹底解説します。

本記事を見れば、競艇予想が上手くなること間違いなし。

ぜひ最後までご覧ください!

この記事の監修者
監修者画像
前山 進

1966年6月17日生まれ。東京大学卒業。
ボートレーサーを目指すも怪我のため断念。某有名競艇雑誌の編プロで働いていたが、廃刊を機に退職。その後競艇予想屋兼ライターとして活動をする中で福岡と出会う。
過去に自分も競艇予想サイトに騙されたことがあることから「被害者を減らしたい」という福岡の思いに共感。
毎日200以上の競艇予想サイトを検証し、競艇歴30年と元プロ予想師の経験と知見で「本物」の競艇予想サイトを日々研究し続ける。
競艇予想サイト解体新書では主に検証記事を担当する。

...続きを読む

目次

【全24場】インが強い競艇場ランキング!
(2025年最新データ参照)

いきなり結論から!

全24会場を対象に「インが強い競艇場ランキング」を作成しました。

執筆者 画像

前山進

『インが強い競艇場』とは、1コースからの1着が他場よりも多く決まっている競艇場のこと! インの有利不利は勝率や連対率でも測れるが、今回はもっとも分かりやすい指標として『1コース1着率の高さ』を基準にランキング化しました。

TOP10にランクインした競艇場には、相性が良いプロ予想サイトも合わせて紹介しますので、予想の最終確認等で利用してみてください!

【2025年最新版】
     インが強い競艇場ランキングTOP24!
競艇場/順位 インの1着率
(勝率)
対象の競艇場で
“No.1成績”のプロ予想サイト
     公式サイト     
【1位】
徳山競艇場
63.4%
 (8.43)
競艇修羅アイキャッチ
競艇修羅
公式サイト
【2位】
大村競艇場
62.6%
(8.38)
サンダーバードアイキャッチ
競艇サンダーバード
公式サイト
【3位】
下関競艇場
62.0%
(8.27)
ギャラクシー_アイキャッチ
競艇ギャラクシー
公式サイト
【4位】
常滑競艇場
58.0%
(8.02)
ボートワンダー_アイキャッチ
ボートワンダー
公式サイト
【5位】
住之江競艇場
58.0%
(8.00)
ボートレスキュー_アイキャッチ画像
ボートレスキュー
公式サイト
【6位】
芦屋競艇場
57.8%
(8.07)
ボートレスキュー_アイキャッチ画像
ボートレスキュー
公式サイト
【7位】
尼崎競艇場
57.6%
(8.06)
ボートセンターアイキャッチ
ボートセンター
公式サイト
【8位】
蒲郡競艇場
57.6%
(8.01)
競艇ラッシュアイキャッチ
競艇ラッシュ
公式サイト
【9位】
児島競艇場
57.4%
(8.04)
ボートテクニカル_アイキャッチ画像
ボートテクニカル
公式サイト
【10位】
福岡競艇場
57.3%
(8.00)
ルーキーズ_アイキャッチ
ルーキーズ
公式サイト
11位以下はこちらから

順位/競艇場 インの1着率(勝率)
11位
若松競艇場
57.0%(8.05)
12位
津競艇場
56.9%(7.94)
13位
丸亀競艇場
56.8%(7.98)
14位
宮島競艇場
56.2%(7.91)
15位
唐津競艇場
55.2%(7.93)
16位
三国競艇場
53.2%(7.80)
17位
多摩川競艇場
52.3%(7.71)
18位
びわこ競艇場
52.0%(7.76)
19位
浜名湖競艇場
51.8%(7.65)
20位
桐生競艇場
49.4%(7.58)
21位
江戸川競艇場
47.6%(7.53)
22位
鳴門競艇場
46.5%(7.34)
23位
平和島競艇場
46.2%(7.38)
24位
戸田競艇場
44.4%(7.09)

※データ集計期間:2024年12月1日 ~ 2025年11月30日

全24場の1コース1着率平均値は54〜55%前後。

そんな中で、徳山・大村・下関の3場は60%超えと、頭ひとつ抜けた「イン最強クラス」の水面と言えます。

また、常滑・住之江・芦屋・蒲郡・尼崎・児島・福岡といった1着率57〜58%台の中上位グループも、全国平均を大きく上回る「インが強い競艇場」。

一方で、戸田・平和島・鳴門・江戸川・桐生など1着率が50%を下回る場は、インに過度な信頼を置きづらい波乱含みの水面と考えられます。

インが強い競艇場ランキング上位10会場の特徴と狙い方を解説!

ここからは、上記のランキングでTOP10入りした会場の特徴を深掘りしてご紹介します!

単純なイン逃げ率だけでなく、2連対率・3連対率もあわせて確認することで、「どこまでインを信頼して良い場なのか」「どこまで相手を絞れるのか」といった実戦的な判断材料になるでしょう。

また、各競艇場ごとに水面・コース形状の特徴とイン有利要因を整理したうえで、具体的な買い方・狙い目パターンまで落とし込んでいるので、自分の得意場を増やすつもりでチェックしてみてください。

【第1位】徳山競艇場|イン逃げ率63.4%【イン逃げが鉄板級の超イン場】

徳山競艇場ロゴ

1コース成績
勝率 1着率 2連対率 3連対率
8.43 63.4% 80.4% 87.5%

全国24会場の中で、もっともインが強いのが徳山競艇場です。

数字だけ見ても「超イン場」であることは一目瞭然。

静水面寄りの水面傾向に加え、スタートラインと1マークの位置関係的にインが先マイしやすいコース形状になっており、モーニング開催中心で風向・波高も比較的安定しやすいのが特徴です。

その結果、外から一気に叩き切るパターンはそこまで多くなく、数字通りインを信頼しやすい超イン水面といえます。

イン信頼度とオッズ傾向

徳山は企画レースの比率も高く、「1コースに実力者+内側に相手が揃う番組」が多く組まれることもイン優勢の一因です。

その結果として、オッズ〜19.9倍ゾーンで決着する鉄板レースの割合も高水準。

体感でも2回に1回は「堅く収まった」と感じるレースが多く、期待値よりも的中率を取りに行くスタイルとの相性は抜群です。

執筆者 画像

前山進

徳山は全国でもトップクラスのイン水面。オッズが安くても、狙うレースさえ絞ればイン本線でコツコツ利益を積み上げれます!

一方で、イン+内枠決着が多いぶん人気サイドに票が集中しやすく、配当妙味は出にくい傾向もあります。

「安くてもいいから当てたいレースなのか」「あくまで回収率を重視したいレースなのか」を、事前に決めておくと良いでしょう。

徳山競艇場で勝つための狙い方・買い方

  • 基本形は「1頭+内差し・まくり差し」。
    3連単なら「1-2-3」「1-3-2」「1-2-4」あたりを本線に据えやすい
  • 1コースにA1級・当地巧者が入っている番組は
    思い切って「1頭固定」にして点数を削ることで回収率を確保する
  • 強めの向かい風や、インがF持ち・モーター劣勢のときだけ、
    2コース差し・3コースまくりを押さえる

徳山競艇場は「インが飛ぶレースを探す」よりも「インを信頼して厚く張るレースを選ぶ」方が成績が安定しやすいです。

予想出来る時間が限られている人は、狙うレースを絞ったうえでイン本線に集中投資する戦略がハマりやすいでしょう。

【第2位】大村競艇場|イン逃げ率62.6%【ボートレース発祥の地の超イン水面】

大村競艇場ロゴ

1コース成績
勝率 1着率 2連対率 3連対率
8.38 62.6% 79.3% 87.3%

大村競艇場も、徳山に匹敵するレベルでインが強い超イン水面です。

1コース1着率は62.6%、2連対率79.3%・3連対率87.3%と、全国トップクラスの数字。

ナイター開催中心でスタンドや周辺施設に囲まれているため、風の影響が比較的出にくく、水面が極端に荒れづらいのが特徴です。

こうした環境がスタートから1マークまでの間で「インが主導権を握りやすい」要因になっています。

イン信頼度とオッズ傾向

大村では1コースの先マイに対して、2コースの差し・3コースのまくり差しが相手筆頭になりやすく、「1-2-3」「1-3-2」「1-2-4」などの内枠決着パターンが非常に目立ちます。

鉄板オッズ帯の出現率も高めで、「インが逃げて後ろは内同士で整理」というレースが多いのが特徴。

執筆者 画像

前山進

大村は「イン+内差し」が王道パターン。3連単で2〜3点に絞って厚く張るなら、ここは外せません!

その一方で、人気サイドに資金が集まりやすく、無理に手広く買うとトリガミになりやすい場でもあります。

イン本線で勝負するなら、的中率重視ではなく「点数を削ってリターンを確保する」意識が欠かせません。

大村競艇場で勝つための狙い方・買い方

  • 企画レースで「1コース:A1級 or 当地エース級」「2〜3コース:A級」が揃う番組は、
    典型的な鉄板レース候補
  • ナイター後半はその日のイン逃げ・風向の傾向も踏まえ、
    「より堅いレース」に絞って集中的に投資する
  • 人気サイドを広く買うのではなく、
    「1頭固定+2〜3点」まで減らして資金配分で差をつける

大村競艇場は「インから買うのが当たり前」の場なので、どれだけ点数を削れるかで収支が変わります。

まずは鉄板レースを見極め、その中から買うレースをさらに厳選してみてください!

【第3位】下関競艇場|イン逃げ率62.0%【イン+差し・まくり差しが軸になる場】

下関競艇場ロゴ

1コース成績
勝率 1着率 2連対率 3連対率
8.27 62.0% 77.4% 85.4%

下関競艇場も、イン逃げ率62.0%と全国3位のイン強水面です。

1マーク周辺は走りやすい形状でインが先手を取りやすい一方、センター勢も差し・まくり差しで内をさばきやすいレイアウトになっているのがポイント。

そのため「インが逃げるが、2・3着には差し・まくり差しが絡む」レースが多く、イン一本の単調な水面というより、インを軸にしつつ相手選びで差がつくタイプの場といえます。

イン信頼度とオッズ傾向

インの信頼度は高いものの、相手には2・3コースが入りやすく、「1-2-3」「1-3-2」「1-2-4」などの内枠決着がやや多め。

一方で、1コースにF持ちやモーター劣勢など不安要素があるときは、センター勢の一撃で一気に配当が跳ねる傾向もあります。

執筆者 画像

前山進

下関はイン本線が基本だが、2・3コースの差し・まくり差しが上手い選手がいるときは一気に妙味が出ます!

「イン本線で手堅く取りつつ、センターの気配次第で少しだけ穴目を混ぜる」といった、メリハリのある買い方がしやすい場と考えて良いでしょう。

下関競艇場で勝つための狙い方・買い方

  • 基本線は「1-2-3」「1-3-2」「1-2-4」などのイン本線を厚めに据える
  • 2コース差し巧者・3コースまくり差し巧者がいるレースでは、
    「2-1-3」「3-1-2」などセンター頭も少点数で押さえる
  • インがF持ち・モーター劣勢など不安要素を抱えているときだけ、
    波乱寄りのフォーメーションに切り替える

下関競艇場は「イン本線+差し・まくり差しの巧拙で妙味を拾うタイプのイン場」

イン一辺倒ではなく、2・3コースのキャラクターを踏まえて相手選びを微調整していくのが勝ちパターンになります。

【第4位】常滑競艇場|イン逃げ率58.0%【安定したイン優勢のバランス型水面】

常滑競艇場ロゴ

1コース成績
勝率 1着率 2連対率 3連対率
8.02 58.0% 73.9% 82.1%

常滑競艇場は「しっかりインは強いが、徳山・大村ほど極端ではない」バランスタイプのイン場。

基本的にはイン優勢で、実力通り・セオリー通りに決まりやすい一方、風向や潮の具合によってはセンター勢が台頭するケースもあり、日ごとのコンディションチェックが重要になります。

イン信頼度とオッズ傾向

常滑はインの信頼度が高く、2〜3着も内枠中心にまとまりやすいため、オッズは全体的に本命〜やや堅めゾーンに寄りがち。

ただし、1コースが若手やB級で、2〜3コースにA級実力者が揃うと、インがプレッシャーに負けて差し・まくり差しに屈するパターンも出てきます。

執筆者 画像

前山進

常滑は基本イン有利+コンディション次第でセンター台頭というバランス型。データと当日の気配をセットで予想してみましょう!

インが盤石なレースでは鉄板寄りに、インに不安があるレースではセンターを厚めに、といった「レースごとの差し引き」が求められる場です。

常滑競艇場で勝つための狙い方・買い方

  • まずは「1コースのクラス・モーター・地元度」を確認し、
    信頼度をランク分けする
  • インに信頼を置けるレースは、
    「1-2-3」「1-3-2」「1-2-4」など内枠決着を本線で狙う
  • 向かい風+センター勢の伸び足が良好なときだけ、
    「3-1-2」「3-1-4」などセンター頭の押さえを少点数で追加する

常滑競艇場は「基本はイン本線、条件が揃ったときだけセンター狙い」という使い分けがしやすい水面。

イン有利のデータをベースに、当日の気配で微調整するイメージを持ちましょう。

【第5位】住之江競艇場|イン逃げ率58.0%【イン信頼+センターの一撃も怖い聖地】

住之江競艇場ロゴ

1コース成績
勝率 1着率 2連対率 3連対率
8.00 58.0% 73.7% 82.3%

「ボートレースの聖地」住之江は、1コース1着率58.0%とイン有利の代表格。

一方で水質が硬く、2マーク付近では護岸からの返し波が複雑にぶつかるため、艇が暴れて2・3着争いが乱れやすいという難しさも抱えています。

イン信頼度とオッズ傾向

インの信頼度は高く、「1-2-3」「1-3-2」「1-2-4」など内枠決着が王道。

一方、3・4コースにスタート力のある選手が入ると、センターまくり・まくり差しでレースが一変し、波乱の高配当も飛び出します。

執筆者 画像

前山進

住之江はイン本線+センターの一撃ケアが基本。鉄板レースと荒れそうなレースをしっかり見分けることが大事!

鉄板オッズ帯も多い一方で、センターが絡んだ中穴〜万舟もそれなりに出るため、レースの取捨を間違えると一気にバランスを崩しやすい点には注意が必要です。

住之江競艇場で勝つための狙い方・買い方

  • 「インが強い×鉄板オッズが出やすい」ため、
    鉄板レースと判断した番組は買い目を絞って厚めに
  • インに不安材料が多いレースは無理に穴を狙わず、
    思い切って見送るのも戦略のひとつ
  • 3・4コースにスタート力のある選手が入る番組だけ、
    少額でセンター頭の穴目フォーメーションを組む

住之江では「レースの選別」と「鉄板レースでの一点集中」がカギになります。

すべてのレースに手を出すのではなく、イン本線で勝負するレースを絞ってみてください!

【第6位】芦屋競艇場|イン逃げ率57.8%【スピード戦でもインが踏ん張る高速水面】

芦屋競艇場ロゴ

1コース成績
勝率 1着率 2連対率 3連対率
8.07 57.8% 74.1% 83.5%

芦屋競艇場はイン優勢の高速水面タイプ。

スピード戦になりやすい一方で、インがしっかりスタートを決めていれば簡単には外からまくられにくいのが特徴です。

イン信頼度とオッズ傾向

実力差がはっきりした番組では、イン+内枠であっさり決まるケースが多く、「1-2-3」「1-3-2」が本線になりやすい水面です。

センター勢にA1級が並んだときだけ、「1-3-4」「1-4-3」などスピード上位組の2・3着を厚めにすることで、やや配当の良い決着を拾いやすくなります。

執筆者 画像

前山進

芦屋はイン+スピード上位で決まりやすい場。展開よりも、単純な足とスタート力を重視して予想すると噛み合いやすいです!

アウト勢の大まくりは頻度が限られるため、基本的には2・3着付けのヒモ扱いがメイン。

鉄板寄りのレースが多い反面、強弱をつけないとトリガミも増えやすい点には注意です。

芦屋競艇場で勝つための狙い方・買い方

  • インにA1級+好モーターが入っているレースは、
    「1頭固定+2〜3点」に絞って厚めに勝負
  • センター勢の足が良いときは「1-3-4」「1-4-3」など、
    スピード上位組の2・3着パターンを厚めにする
  • アウトの一撃に過度な期待は禁物。
    穴を狙うならセンターからの仕掛けに乗じた4・5コースの2・3着付け程度に留める

芦屋は「イン信頼+スピード重視」で素直に考えた方がハマりやすい場です。

足とスタート力を重視しつつ、イン本線を軸に資金配分で差をつけていきましょう。

【第7位】蒲郡競艇場|イン逃げ率57.6%【ナイター×イン有利の王道イン場】

蒲郡競艇場ロゴ

1コース成績
勝率 1着率 2連対率 3連対率
8.01 57.6% 74.2% 83.2%

蒲郡競艇場は、1コース1着率57.6%のイン強水面。

ナイター開催中心で風の影響も比較的読みやすく、「イン+内枠」のセオリー通りの決着が多いのが特徴です。

イン信頼度とオッズ傾向

イン本線の決着が多く、鉄板〜やや堅めの配当ゾーンにレースが集中しがちな場。

とくに、1コースに地元・愛知支部のエース級が入った番組はオッズもかなり被りやすく、「1-2-3」「1-3-2」「1-2-4」といった組み合わせが目立ちます。

執筆者 画像

前山進

蒲郡はナイター×イン有利の典型。時間帯的にもじっくり番組を選べるから、鉄板レースを見抜ければかなり戦いやすい!

センター勢が強力でも、まずはイン残り前提でオッズが組まれやすいため、「インを疑うレース」と「鉄板で信頼するレース」をはっきり分けることが重要です。

蒲郡競艇場で勝つための狙い方・買い方

  • インに地元・愛知支部のエース級が入った番組は、
    素直に1頭固定+内枠相手で少点数勝負
  • 2・3コースに差し・まくり差し巧者が揃うレースでは、
    「1-2-3」「1-3-2」「1-2-4」を本線に据えやすい
  • センター勢が強力でも、まずはイン残り前提で予想を組み、
    インが飛ぶパターンは抑え程度に留める

蒲郡は「ナイターで落ち着いてイン本線を精査できる場」です。

慌てて全レースを買うのではなく、自信のあるレースだけを選んで集中的に投資していきましょう。

【第8位】尼崎競艇場|イン逃げ率57.6%【イン+センターの攻防で妙味が出る場】

尼崎競艇場ロゴ

1コース成績
勝率 1着率 2連対率 3連対率
8.06 57.6% 74.5% 83.3%

尼崎競艇場は、住之江に匹敵する近畿エリアのイン強水面。

インに一定の信頼を置きつつも、センターの攻めが決まると一気に配当が跳ねるという二面性があります。

イン信頼度とオッズ傾向

イン本線決着も多い一方で、3・4コースからのまくり・まくり差しが決まると中穴〜万舟クラスの配当も飛び出します。

向かい風が強めの日や、センター勢にスタート巧者が揃う番組では、オッズよりもセンターの攻撃力を優先して評価した方が良いケースも。

執筆者 画像

前山進

尼崎はイン信頼+センター妙味の代表格。イン本線をベースに、条件が揃ったレースだけセンター穴を混ぜるのが賢いやり方!

本命〜中穴まで幅広い配当帯が狙える反面、インとセンターの評価を誤ると一気に外し続けるリスクもあり。

レースごとの条件チェックが欠かせない場です。

尼崎競艇場で勝つための狙い方・買い方

  • インにA1級+センターにA2〜A1級が揃う番組は、
    「1-2-3」「1-3-2」を本線にしつつ、3・4コース頭の押さえも検討
  • 向かい風が強めの日はセンターまくり・まくり差しの比率が上がるため、
    「1-3-4」「3-1-4」などセンター絡みを増やす
  • 穏やかな日はイン本線重視で問題なし。
    2・3着にどの枠を置くかで妙味を取りにいく

尼崎は「イン本線をベースに、センターで妙味を足す」タイプのイン場です。

風と選手構成をチェックしつつ、インとセンターのバランスを調整していきましょう。

【第9位】児島競艇場|イン逃げ率57.4%【イン有利+差し・まくり差しの巧さがモノを言う】

児島競艇場ロゴ

1コース成績
勝率 1着率 2連対率 3連対率
8.04 57.4% 75.0% 83.6%

児島競艇場は、イン有利かつ実力差がストレートに出やすい水面。

地元・岡山支部の巧者が揃うと、「イン+差し・まくり差し」でキレイに収まるレースが増える傾向にあります。

イン信頼度とオッズ傾向

アウトの一撃よりも、内側で完結する決着が多く、「1-2-3」「1-3-2」「1-2-4」などのパターンが中心。

そのぶん、オッズは本命〜やや堅めゾーンに寄りやすいですが、内枠同士の組み合わせでも意外と配当がつくレースもあり。

「地元勢をどこまで評価するか」で妙味が変わる場でもあります。

執筆者 画像

前山進

児島はイン+内差しが基本線。特に地元・岡山勢が揃った番組は、内枠決着で妙味を取りやすい!

岡山支部の実力派が内枠に固まっている番組は、堅め決着でもある程度の配当が見込めることも多く、内枠重視で組み立てやすいのが特徴です。

児島競艇場で勝つための狙い方・買い方

  • インに当地巧者、2・3コースに差し・まくり差し巧者がいる番組は、
    1〜3枠決着の「1-2-3」「1-3-2」「1-2-4」を基本に資金配分
  • 波乱を狙うなら、センターの仕掛けに乗じて突っ込んでくる
    4・5コースの2・3着付けが現実的
  • アウト頭まで狙うのではなく、
    イン残り前提で内〜中枠の組み合わせで妙味を拾う意識を持つ

児島は「実力通りに決まりやすいイン場」です。

選手の実力差や地元相性をしっかりチェックし、内枠中心に手堅く組み立てていきましょう。

【第10位】福岡競艇場|イン逃げ率57.3%【イン+内枠決着が王道の地元戦向き水面】

福岡競艇場ロゴ

1コース成績
勝率 1着率 2連対率 3連対率
8.00 57.3% 74.5% 82.4%

福岡競艇場も全国的に見てしっかりインが強い水面。

地元・福岡支部はトップクラスの選手層を誇り、インに当地エース級が入った番組はかなり強気に信頼できるケースが多くなります。

イン信頼度とオッズ傾向

インの信頼度が高いだけでなく、2・3コースに同じく福岡支部の実力者が並ぶと「1-2-3」「1-3-2」などの地元トリオ決着も多い印象。

そのぶんオッズは本命サイドに寄りやすいですが、「福岡支部同士の組み合わせ」を嫌って外に流れたところを拾うことで、ある程度の妙味も狙えます。

執筆者 画像

前山進

福岡はイン+地元勢が王道パターン。福岡支部の実力馬が内枠に揃った番組は、思い切って地元トリオ決着まで意識しておくといいかも!

センターの一撃は「インが明らかに弱い」ときだけ本線でケアすればよく、普段はイン残り前提で組み立てる方がブレにくい場です。

福岡競艇場で勝つための狙い方・買い方

  • インに福岡のA1級が入っているレースは、
    基本的に「1頭固定+内枠相手」でOKなことが多い
  • 2・3コースに同じく福岡支部の実力者が並ぶ番組では、
    「1-2-3」「1-3-2」など地元トリオ決着も視野に入れる
  • センターの一撃は、インがF持ち・モーター劣勢など
    「明確な不安」があるときだけ本線でケアし、それ以外は抑え程度に留める

福岡は、インコースの信頼度が高いだけでなく、「地元勢をどこまで評価するか」で配当差が出る場です。

選手の地元戦績や相性もあわせてチェックしながら、イン本線を軸に妙味ある相手を拾っていきましょう。

インが弱く荒れやすい競艇場の特徴と立ち回り方

ここまでご紹介してきたように、徳山や大村をはじめとする「インが強い競艇場」では、基本的に1コースから予想するのがセオリーになります。

一方で、全国には「インの信頼度が全国平均を下回り、センター〜アウト勢の一撃が目立つ競艇場」も存在します。

こうした場を知らずに「どこでも1-2-3を買っておけばいいでしょ」と決め打ちしてしまうと、大きな損失になってしまうでしょう。

そこで、ここからは「インが弱く荒れやすい競艇場の傾向」と、「実際のレースでの立ち回り方」を整理していきます。

インが弱い5場の全体傾向

まずは、今回のデータで「インが弱い競艇場」に入った会場を確認しておきましょう。

競艇場 1コース勝率 1着率 2連対率 3連対率
戸田競艇場 7.09 44.4% 60.4% 71.9%
平和島競艇場 7.38 46.2% 65.0% 76.6%
鳴門競艇場 7.34 46.5% 64.5% 75.8%
江戸川競艇場 7.53 47.6% 67.4% 78.4%
桐生競艇場 7.58 49.4% 68.5% 77.7%

全国平均の1コース1着率がだいたい55%前後であることを踏まえると、これら5場はおおむね「1コース1着率が45〜49%台にとどまるイン弱水面」と言えます。

共通する特徴を整理すると、次のような傾向が見られました。

  • 向かい風・横風・うねりなど外的要因の影響を受けやすい水面が多く、
    スタート〜1マークの攻防がシビアになりがち
  • 1マークがスタンド寄り/ターン半径がきついなど、
    インがスピードを落とさざるを得ないレイアウトの場が多い
  • センター〜アウト勢のまくり・まくり差し・差しが決まりやすく、
    配当の荒れが日常的に起こる
  • 番組編成上、「ガチガチのイン鉄板」よりも実力拮抗レースや逆転パターンが多め
執筆者 画像

前山進

インが弱い競艇場では、1コースから機械的に買うほど危険なことはありません。『インが飛びやすい条件』を知っているかどうかが、プラス収支への分かれ目になります。

ここからは、インが弱い代表的な5場をそれぞれ取り上げて、「なぜインが弱いのか」「どう立ち回るべきか」を具体的に見ていきます。

戸田競艇場|イン逃げ率44.4%【全国屈指の波乱水面】

戸田競艇場

1コース成績
勝率 1着率 2連対率 3連対率
7.09 44.4% 60.4% 71.9%

インが弱くなりやすい要因

戸田競艇場は、全国でもトップクラスにインが苦戦しやすい荒れ水面。

1コース1着率は44.4%と全国平均を大きく下回り、「半分以上のレースでインが敗れる」という極端な特徴を持っています。

水面の狭さや1マークの位置関係の影響で、スタートから1マークまでの攻防が激しくなりやすく、センター勢がまくり・まくり差しで一気に主導権を奪うパターンが頻出します。

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前山進

戸田は全国屈指の『イン信頼NG会場』。インからしか買わない人ほど、ここで一気にマイナスを膨らませやすいです。

戸田競艇場での立ち回り・買い方のポイント

  • 「インが格上+モーター優勢」のときだけ1頭固定を検討し、
    それ以外はセンター〜カドの攻めを起点に組み立てる
  • 3コース、4コースにスタート巧者や伸び型モーターが揃った番組は、
    「3-4軸」「4-3軸」などセンター頭のフォーメーションをメインに据える
  • 荒れやすいぶん手広く買いたくなるが、
    資金管理を徹底し、狙うレースと見送るレースをはっきり分ける

戸田は「イン逃げ前提の本命党」ではなく、波乱寄りの展開をしっかりイメージしながら買える人ほど結果が出やすい場です。

平和島競艇場|イン逃げ率46.2%【風・波の影響が大きいテクニカル水面】

平和島競艇場_ロゴ

1コース成績
勝率 1着率 2連対率 3連対率
7.38 46.2% 65.0% 76.6%

インが弱くなりやすい要因

平和島競艇場も、1コース1着率46.2%とインの信頼度が低めの競艇場。

風向や波の影響を受けやすく、「インがスタートで踏み込み切れない」「1マークで流れやすい」といったシーンが多く見られます。

コンディションが少し悪化するだけでセンター~アウト勢が一気に攻めやすくなるため、データ以上に「難しい」と感じるファンも多いでしょう。

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前山進

平和島では、天候チェックをサボると一瞬でやられます。とくに風向・風速はオッズより先に必ず確認しておきたいポイントになります!

平和島競艇場での立ち回り・買い方のポイント

  • 風向きと波の高さを必ずチェックし、
    「インが残りやすいコンディションかどうか」を事前に判断する
  • 向かい風+波立ちが強い日は、センターのまくり・まくり差しが増えやすく、
    「3-1軸」「4-1軸」の決着も視野に
  • 逆に、水面が比較的フラットな日はインの信頼度が上がるため、
    「その日だけはイン寄り」に寄せて戦略を組み替える

平和島は「データ+当日のコンディション読み」が噛み合ったときにリターンが跳ねやすい場です。

鳴門競艇場|イン逃げ率46.5%【潮・風次第で一気に荒れる海水面】

鳴門競艇場

1コース成績
勝率 1着率 2連対率 3連対率
7.34 46.5% 64.5% 75.8%

インが弱くなりやすい要因

鳴門競艇場は、1コース1着率46.5%とインがかなり苦戦する海水面。

潮位や風向の影響を受けやすく、「インが流れてセンター差しがズバッと入る」パターンが頻発します。

とくに水面がザワついている日は、スタートから1マークまでの隊形が崩れやすく、外枠勢の一撃も侮れません。

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前山進

鳴門は『潮と風を見ないで買う=情報を半分捨てている』のと同じ。条件が揃ったときだけ思い切って穴を狙うのが予想のコツ!

鳴門競艇場での立ち回り・買い方のポイント

  • ・「潮位が高い時間帯+向かい風」など、インが流れやすい条件の日は、
    2〜4コースの差し・まくり差しを軸にフォーメーションを組む
  • ・インが格下 or モーター劣勢の番組では、外枠の展開突きが決まりやすく、
    穴目の「4-5-6」「3-5-6」なども視野に入る
  • ・逆に水面が穏やかなときは、インが踏ん張るケースも増えるため、
    「その日が荒れ水面かどうか」で買い方を大きく変える

鳴門は「荒れるタイミングを見極めてピンポイントで狙う」ことで真価を発揮するタイプの場です。

江戸川競艇場|イン逃げ率47.6%【うねり・流れで何でも起こる超難解水面】

江戸川競艇場

1コース成績
勝率 1着率 2連対率 3連対率
7.53 47.6% 67.4% 78.4%

インが弱くなりやすい要因

江戸川競艇場は、ファンのあいだでも「難しい」「玄人向き」と言われることの多い超個性派水面。

1コース1着率は47.6%で、数字だけ見ればそこまで極端ではないものの、潮の流れ・うねり・風が複雑に絡み、体感的にはインの信頼度がさらに下がる場面も多くなります。

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前山進

江戸川は『全国でもっともクセが強い水面』のひとつ。ここを無理に攻めるくらいなら、まずは他場で腕を磨くのも立派な戦略。

江戸川競艇場での立ち回り・買い方のポイント

  • ・まずは「無理に勝負するレースを増やさない」ことが最重要。
    自信のある番組だけに絞る
  • ・インが流れやすいコンディションでは「2〜4コースの差し・まくり差し」を軸に
    中穴〜大穴フォーメーションを狙う
  • ・どうしても苦手意識が強い場合は、江戸川だけ参戦頻度を落とし、
    他のイン強場に資金を回すのも現実的な選択

江戸川は「得意な人だけが戦えばいい場」でもあります。

無理に攻略しようとして負けを重ねるより、立ち回り全体の中でどう位置づけるかを考えた方が建設的でしょう。

桐生競艇場|イン逃げ率49.4%【時間帯・風で印象が変わるナイター水面】

桐生競艇場

1コース成績
勝率 1着率 2連対率 3連対率
7.58 49.4% 68.5% 77.7%

インが弱くなりやすい要因

桐生競艇場は、1コース1着率49.4%と、全国平均よりやや低めのイン水面です。

ナイター開催が中心で、時間帯や風向によってインの信頼度が大きく変わるのが特徴。

「インが決まりやすい時間帯」と「センター〜アウトが台頭しやすい時間帯」がはっきり分かれる日も多く、単純な数字以上に“読み”が問われる場です。

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前山進

桐生は『時間帯と風』でキャラが変わる水面。同じ日でも前半と後半で別の場だと思って買い方を切り替えるくらいでちょうどいい。

桐生競艇場での立ち回り・買い方のポイント

  • 前半レースと後半レースで、イン逃げ率や決まり手の傾向をチェックし、
    「その日だけの傾向」を必ず把握する
  • イン逃げが続いている日は、逆張りでセンター穴を狙うよりも、
    イン本線+相手絞りで堅実に取りにいく
  • 逆に、インが飛びまくっている日はセンター〜アウトの押さえを厚めにし、
    オッズと相談しながら狙いを絞る

桐生は「当日の傾向を早めに掴んで、買い方を柔軟に変えられる人」ほどプラスを出しやすい場です。

タイプ別で見るおすすめ競艇場【初心者・本命党・穴党】

ここまで「インが強い競艇場」「インが弱く荒れやすい競艇場」の特徴を見てきましたが、最後に自分のスタイル別にどの場から攻めるべきかを整理しておきます。

イン逃げ率や水面傾向をもとに、「初心者」「本命党」「穴党」それぞれにおすすめの競艇場をまとめてみました。

タイプ おすすめ競艇場 特徴・狙い方の一言メモ
初心者向け 徳山・大村・常滑・芦屋・若松 イン逃げ率が高く「1−2−3」型の王道決着が多い。
セオリー通りに買い方を学びやすいイン強場。
本命党向け 徳山・大村・下関・蒲郡・住之江・福岡 イン1着率&2連対率が高く、鉄板〜やや堅め決着が多い。
少点数×厚張りで期待値より的中率重視の戦略と相性◎。
穴党向け 戸田・平和島・鳴門・江戸川・桐生 イン逃げ率が全国平均以下でセンター〜アウトの一撃が目立つ場。
条件次第で中穴〜万舟が狙えるが上級者向け。
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前山進

自分のスタイルと相性のいい場をメイン戦場にすることが、長期的なプラス収支への近道だぞ。『どの場で勝負するか』を決めるだけでも、無駄打ちはかなり減らせるんだ。

初心者におすすめの競艇場|まずは「インが強い王道イン場」から

競艇をこれから始める人・まだ場ごとのクセに慣れていない人には、インの1着率が全国平均より明確に高い「王道イン場」がおすすめです。

競艇場 1コース1着率 タイプ
徳山 63.4% モーニング×超イン場
大村 62.6% ナイター×超イン水面
常滑 58.0% バランス型のイン強場
芦屋 57.8% 高速決着が多いイン優勢水面
若松 57.0% ナイター中心のイン寄り水面
  • 予想の軸が分かりやすい:「基本は1コース本命+内枠相手」で組み立てやすく、スタートや展示を見ながら少しずつ買い方を調整しやすい場です。
  • 負けパターンを学びやすい:「なぜこのレースだけインが飛んだのか?」を振り返ることで、インが危ない条件(風・モーター・選手レベル)を体感的に覚えやすくなります。
  • 資金管理の練習にも向く:インが強い場ほど「点数を絞る・見送る」という判断が重要になるので、ムダ打ちを減らす練習にも最適です。

いきなり荒れ水面から入ると、「当たらない」「わけが分からない」と感じて競艇自体が嫌になりがち。

まずは徳山・大村・常滑あたりで王道のイン本線フォーメーション(1-2-3・1-3-2など)を体に染み込ませ、そのうえで他場に広げていくのが安全なステップだと思ってください。

本命党におすすめの競艇場|イン本線+少点数で取りにいくならここ

「的中率を最優先したい」「少点数×厚張りでコツコツ増やしたい」という本命党の方には、イン1着率+2連対率がともに高いイン強場が向いています。

競艇場 1コース1着率 2連対率 特徴
徳山 63.4% 80.4% 企画レース多めの超イン場。鉄板候補を絞って厚張りしやすい。
大村 62.6% 79.3% ナイター×イン優勢。イン+内差し決着が目立つ。
下関 62.0% 77.4% イン本線+差し・まくり差し相手で妙味を取りやすい。
蒲郡 57.6% 74.2% ナイター中心でセオリー通りに決まりやすい。
住之江 58.0% 73.7% イン強めだが2・3着が難しく、ヒモ選びで差がつく。
福岡 57.3% 74.5% 地元勢が強く、イン+内枠決着が王道。
  • 本命党は「レース選び+点数コントロール」が命:イン強場だからといって全レースを買うのではなく、1コースにA1級・当地巧者・当たりモーターが揃ったレースだけを選別して勝負レースにします。
  • 3〜5点程度の少点数フォーメーションが基本:「1-2-3/1-3-2/1-2-4」などを軸に、オッズ10〜20倍ゾーンを厚めに拾うイメージです。
  • インが不安なレースは「見送る勇気」:本命党にとって一番の敵は「中途半端なイン信頼」です。インが弱い条件が揃ったレースは、潔くパスしても問題ありません。
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前山進

本命党は、『どのレースで勝負しないか』を決めるのがいちばん大事。イン強場であっても、条件が揃っていないレースはスルーしてしまった方が収支は安定しやすくなります。

穴党におすすめの競艇場|インが飛びやすい荒れ水面をどう料理するか

「中穴〜万舟を狙っていきたい」「リスクを取ってもいいから配当妙味重視」という穴党の方は、インが弱くセンター〜アウトの一撃が出やすい場をメイン戦場にするのが合理的です。

競艇場 1コース1着率 タイプ
戸田 44.4% 全国屈指の波乱水面。センターまくり多発。
平和島 46.2% 風・波の影響で隊形が崩れやすいテクニカル水面。
鳴門 46.5% 潮・風次第でインが流れ、差し・まくり差しが炸裂しやすい。
江戸川 47.6% うねり・流れが強く「何でも起こる」超難解水面。
桐生 49.4% 時間帯・風でイン有利/不利がガラッと変わるナイター場。
  • 「常に穴狙い」ではなく「荒れやすい条件だけを狙う」:向かい風・高波・潮位・インの格下・モーター劣勢など、インが飛びやすい条件が揃ったときにだけ、センター〜アウト頭のフォーメーションで勝負します。
  • 資金配分と撤退ラインを事前に決める:荒れ水面は連敗もしやすいので、「1日いくらまで」「1レースいくらまで」といったルールを先に決めておくことが必須です。
  • 苦手な場は無理に攻略しない:特に江戸川などクセの強い場は、「得意なファンだけが戦うところ」と割り切るのも戦略。どうしても噛み合わない場は参戦頻度を落として問題ありません。
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前山進

穴党ほど『場選び+条件選び』が大事になります。どこでも無差別に万舟を追いかけるのではなく、荒れやすい場で条件が揃ったときだけ狙い撃ちする意識を持ちましょう。

インが強い場とインが弱い場、それぞれを自分のスタイルに合わせて「使い分ける」ことができれば、同じ買い方でも収支のブレは大きく変わってきます。

まずは本記事で紹介したデータと特徴を押さえながら、「自分のメイン戦場」と「サブで狙う場」を決めてみてください。

よくある質問(FAQ)

最後に「インが強い競艇場」に関してよくある質問をQ&A形式でまとめておきます。

Question
インが強い競艇場だけ買っていれば、長期的に勝てますか?
Answer
「イン強場だけ買う」だけでは不十分です。レース選び・点数・オッズ帯・資金管理まで含めてルール化しないと、トリガミや感情的な増額で簡単にマイナスになります。
Question
「インが強い」と言える目安の1コース1着率はどのくらい?
Answer

全国平均はおおよそ55%前後です。目安としては、

  • 〜54%:ややイン弱め〜フラット
  • 55〜57%:平均〜インやや強め
  • 58%以上:明確なイン強場

このくらいの感覚を持っておくと、「この場は平均よりどれくらいインが強いのか?」をイメージしやすくなります。

Question
インが強い場では、毎回「1-2-3」を買っておけばいいですか?
Answer

さすがにそれだけでは危険です。出目として『1-2-3』がよく出る場は多いですが、

  • そのレースの2コース・3コースが本当に信頼できるのか
  • オッズが低すぎてトリガミにならないか
  • 3・4コースのスピード上位が2・3着に食い込むシナリオはないか

といった条件もセットで見る必要があります。「1-2-3」はあくまで基本形のひとつであり、レースごとに微調整する前提で考えてください。

Question
初心者はどの競艇場から始めるのが良いですか?
Answer

本記事で「初心者向け」として挙げた、徳山・大村・常滑・芦屋・若松あたりがおすすめです。理由はシンプルで、イン本線で組み立てやすく、負けたときの理由も振り返りやすいからです。まずはこのあたりのイン強場で「1頭軸+内枠相手」の基本形を身につけ、その後に他場へ広げていくとスムーズです。

Question
インが弱い/荒れやすい場も覚えておいたほうがいいですか?
Answer

穴を狙うなら必須です。戸田・平和島・鳴門・江戸川・桐生などは、条件が揃ったときに大きな配当が狙える舞台です。ただし難易度も高いので、まずはイン強場で基礎を固めてから参戦頻度を増やすことを強くおすすめします。いきなり荒れ水面だけを追いかけると、理由が分からないまま負け続けるリスクが高くなります。

Question
インが強い競艇場では、1コース以外を本命にしてはいけませんか?
Answer

そんなことはありません。むしろ、

  • 1コースが明らかに弱い(B級・モーター不調・コメント弱い)
  • 2〜3コースにA1級+伸び足◎のモーターが揃っている
  • 向かい風が強く、センター勢の攻めが決まりやすいコンディション

といった条件では、あえて2・3コース本命に切り替える方が合理的なケースも多くあります。

重要なのは、「インが強い場だから」ではなく、「このレースの1コースは信頼できるか」で判断することです。

まとめ

本記事では、「インが強い競艇場」をテーマに解説してきました。

今回の内容をまとめると・・・

  • インが強い競艇場=1コース1着率が全国平均(約55%)より明確に高い場 :徳山・大村・下関・常滑・住之江など、イン逃げ率57〜63%台の場は「明確なイン強場」として扱って問題ありません。
  • インが強いTOP10場には共通する傾向がある: イン1着率が高いだけでなく、2連対率・3連対率も70〜80%台前半まで伸びやすく、本命〜やや堅め決着が多い配当分布になっています。
  • インが弱い・荒れやすい場を知ることも重要 :戸田・平和島・鳴門・江戸川・桐生など、インが飛びやすい場では中穴〜万舟が狙える一方、難易度も高め。荒れやすい条件だけを狙い撃ちする意識が必要です。
  • タイプ別に「戦場」を決めるとムダ打ちが減る :初心者・本命党・穴党それぞれに向いた場は異なります。自分のスタイルと相性の良い場をメイン戦場に決めることで、闇雲な試行錯誤を減らすことができます。
  • インが強い場で勝つには買い方ルールが不可欠 :レース選び・点数・オッズ帯・イン過信NG条件・資金管理をルール化し、感情ではなくルールで買うことが長期的なプラス収支への近道です。
執筆者 画像

前山進

『どの場で勝負するか』『どんな条件のレースだけ買うか』を決めるだけでも、競艇の難易度は一段階下がります。今日からはなんとなく買うのはやめて、自分なりのルールと戦場を決めてみてください。

インが強い場は、データとルールを武器にすればもっとも「戦略が効きやすいフィールド」です。

今回紹介したランキングと特徴、そして買い方ルールをベースに、ぜひ自分のスタイルに合ったメイン戦場を見つけてください!

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