ボートレースクラシック【2023】の予想方法は?押さえておくべきポイントをご紹介
今年で58回目の開催となるSG「ボートレースクラシック」の開催が近付いてきました。
毎年会場の変わるボートレースクラシックですが、今年は平和島競艇で開催されます。
平和島競艇といえば、1コースの勝率が低く予想が難しいと言われる競艇場。
予想に迷っている方も多いでしょう。
そこで今回は、ボートレースクラシックの予想方法や概要などを徹底解説していきます。
ボートレースクラシックで勝ちたい方は、最後までご覧下さい。
1966年6月17日生まれ。東京大学卒業。
ボートレーサーを目指すも怪我のため断念。某有名競艇雑誌の編プロで働いていたが、廃刊を機に退職し、競艇予想サイト解体新書設立に参画。責任者を務める。
毎日100以上の競艇予想サイトを検証。競艇歴30年の経験と知見で「本物」の競艇予想サイトを日々研究し続ける。
「競艇予想サイト 本物」のグーグル検索結果では1位にその結果を表示させることに成功した。 競艇予想サイト解体新書では主に検証記事を担当する。
目次
ボートレースクラシックとは
ボートレースクラシックの正式名称は「総理大臣杯争奪鳳凰賞競走」。
2014年までは「総理大臣杯」といった名前でしたが、現在はボートレースクラシックに改名。
SGの中でもGRANDE5と呼ばれる5大レースの1つです。
毎年最初のSGレースとして、盛り上がりを見せています。
そんなボートレースクラシックは今年で58回目の開催。
果たしてどの選手が優勝を勝ち取るのか。
出場選手やレース会場の特徴を踏まえて予想をしましょう。
ボートレースクラシックの賞金・副賞について
ボートレースクラシックの優勝賞金は3,900万円。
SGの中でも2番目に高い賞金額となっており、副賞として3億円相当のインゴットが贈呈されます。
そんなボートレースクラシックの昨年度の優勝者は、遠藤エミ選手。
女性初のSG制覇をした選手として盛り上がりを見せました。
今年も波乱の展開は起きるのでしょうか。
期待しておきましょう!
SGレースとは
ボートレースクラシック【2023】の開催情報
今年のボートレースクラシックは2023年3月16日から21日までの6日間で開催。
今年のボートレースクラシックは平和島競艇場で開催され、多くの方が来場することでしょう。
そんな平和島競艇のアクセス方法はこちら。
住所 | 〒143-0006 東京都大田区平和島1丁目1−1 |
---|---|
公共交通機関 | 京急本線「大森海岸駅」より徒歩14分 |
駐車場 | 無料駐車場複数有り |
徒歩では少々不便な場所に拠点を置いている平和島競艇。
「この距離を歩くのは嫌だな…」
なんて思う方もいるでしょうが、安心して下さい。
平和島競艇には、無料バスでも行くことが可能。
バスの時間や最寄り駅は、公式サイトをご覧下さい。
ボートレースクラシック【2023】のレース時間について
ボートレースクラシックの初日には、その節の中心選手が出場するドリーム戦が開催されます。
レースの開催時間はこちら。
レース | スタート展示 | 締め切り時間 |
---|---|---|
1R | 10:45 | 11:03 |
2R | 11:05 | 11:29 |
3R | 11:35 | 11:56 |
4R | 12:00 | 12:24 |
5R | 12:30 | 12:53 |
6R | 13:00 | 13:23 |
7R | 13:30 | 13:53 |
8R | 14:00 | 14:24 |
9R | 14:35 | 14:55 |
10R | 15:05 | 15:27 |
11R | 15:40 | 16:00 |
12R | 16:10 | 16:35 |
※前レースの影響で前後する可能性があります。
ボートレースクラシックの1Rは11時3分に締め切りです。
そこまで朝が早い訳ではないですが、間に合うように舟券を購入するようにしましょう。
ボートレースクラシックの入場制限について
ボートレースクラシックでは、新型コロナウイルスの影響で入場制限がされています。
詳細はこちら。
内容を要約すると・・・
事前抽選に当選した4,500人だけが当日に入場できるといった内容。
気軽に入場できないのは少々残念ですね…。
もし、訪れる予定のある方は、公式サイトの応募条件をよく読んでおくといいでしょう。
ボートレースクラシック【2023】のルールをご紹介
ボートレースクラシックの予選は、短期決戦の4日間で開催。
準優勝戦に進むには、着順毎に割り振られた得点で上位18名に入る必要があります。
以下が準優勝戦の枠番の決め方です。
枠 | 準優勝戦A | 準優勝戦B | 準優勝戦C |
---|---|---|---|
1枠 | 得点率1位 | 得点率2位 | 得点率3位 |
2枠 | 得点率6位 | 得点率5位 | 得点率4位 |
3枠 | 得点率7位 | 得点率8位 | 得点率9位 |
4枠 | 得点率12位 | 得点率11位 | 得点率10位 |
5枠 | 得点率13位 | 得点率14位 | 得点率15位 |
6枠 | 得点率18位 | 得点率17位 | 得点率16位 |
ボートレースクラシックのような実力が拮抗しているレースでは、枠番で勝負が決まると言っても過言ではありません。
よって、出場選手にとって予選はとても重要ということを理解しておきましょう。
また、優勝戦も同様に枠番が重要になってきます。
枠 | 優勝戦 |
---|---|
1枠 | 準優勝戦A1位 |
2枠 | 準優勝戦B1位 |
3枠 | 準優勝戦C1位 |
4枠 | 準優勝戦C2位 |
5枠 | 準優勝戦B2位 |
6枠 | 準優勝戦A2位 |
準優勝戦で結果を残せた選手が良い枠番からスタートできます。
つまり、予選で良い枠を獲得できなかった選手は結果を残しにくいということです。
もし本命選手が決まっている方でも、予選で結果を残せていない際は買い目から外す選択を検討する方がいいでしょう。
ボートレースクラシック【2023】の出場資格・出場選手
続いては、ボートレースクラシックの出場資格を見ていきます。
詳細はこちら。
- 2022年SGグランプリ優勝者
- 2022年SG・G1・G2優勝者
- 2023年G1地区選手権優勝者
- 2022年優勝回数上位選手
- 2022年ボートレースクラシック優勝者
上記の項目に当てはまる選手だけが出場できます。
よって、ボートレースクラシックに出場する選手は実力者ばかり。
そんな実力者全員を把握しておくのは困難を極めるでしょう。
そこで、押さえておきたいのドリーム戦に出場する選手です。
優勝候補筆頭の選手たちなので、押さえていれば間違いないでしょう。
ちなみに、ボートレースクラシックに出場する選手一覧はこちらから確認することができます。
ボートレースクラシック【2023】のドリーム戦の詳細
ボートレースクラシックのドリーム戦は3月16日の12Rに開催されます。
出場する選手は6名。
ドリーム戦に出場する選手の詳細はこちら。
3/16 | 選手名 | 級別 | 支部 | 全国勝率 | 3連対率 | 平均ST |
---|---|---|---|---|---|---|
1号艇 | 馬場 貴也 | A1 | 滋賀 | 7.83 | 69.78% | 0.13 |
2号艇 | 宮地 元輝 | A1 | 佐賀 | 7.34 | 78.12% | 0.13 |
3号艇 | 深谷 知博 | A1 | 静岡 | 7.46 | 65.97% | 0.12 |
4号艇 | 池田 浩二 | A1 | 愛知 | 8.37 | 78.67% | 0.13 |
5号艇 | 椎名 豊 | A1 | 群馬 | 7.91 | 74.52% | 0.12 |
6号艇 | 遠藤 エミ | A1 | 滋賀 | 7.09 | 65.07% | 0.15 |
昨年度の優勝者の遠藤エミ選手は6号艇で出場。
実力者しかいないレースでアウトコースから結果を残せるのでしょうか。
また、1号艇には昨年度の獲得賞金第2位の馬場選手が出場します。
昨年は惜しくも賞金王を逃しましたが、今年こそ結果を残せるのか。
楽しみにしておきましょう!
ボートレースクラシック【2023】の予想方法
ここからが本番。
ボートレースクラシックで勝率を上げるための方法をご紹介します。
今回のレースを制するためには以下の4つのポイントを押さえておくことが必要です。
- 1コースの勝率が低い
- 第1ターンマークとスタンドの距離が近い
- バック側の斜行に規制がある
- エースモーターを把握
- 歴代優勝者は参考にしない
一つ一つ解説していきます。
予想のコツ①:1コースの勝率が低い
各コースの勝率・2連対率・3連対率などは競艇場によって異なります。
平和島競艇場で予想をする際に必要なデータをまとめたので、是非参考にしてみて下さい。
コース | 出走数 | 勝率 | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 | 平均ST |
---|---|---|---|---|---|---|
1号艇 | 2282 | 7.26 | 44.4% | 63.2% | 75.9% | 0.15 |
2号艇 | 2282 | 5.70 | 17.7% | 41.0% | 58.1% | 0.16 |
3号艇 | 2280 | 5.19 | 13.7% | 33.0% | 51.7% | 0.15 |
4号艇 | 2271 | 5.03 | 13.3% | 30.4% | 49.5% | 0.15 |
5号艇 | 2277 | 4.32 | 8.0% | 20.7% | 38.2% | 0.15 |
6号艇 | 2253 | 3.54 | 3.2% | 12.3% | 28.1% | 0.17 |
平和島競艇場のインコースの勝率は全国で22位とかなり低め。
更に、3連対率も全国23位となっているため、必ずしもインコースが有利とは限りません。
一方で、3号艇の勝率は13.7%で全国5位と高水準。
1.2号艇で実力のない選手がいる場合軸から外すのも1つの手でしょう。
予想のコツ②:第1ターンマークとスタンドの距離が近い
平和島競艇のコース特徴として、第1ターンマークとスタンドの近さが挙げられます。
「スタンドと近いとレースに影響があるの?」
と思った方がいるでしょう。
この特徴で影響を受けるのは1号艇。
スタンドまでの距離が37mしかないため、スタートで出遅れると大きく旋回する必要があります。
よって、インコースのスタート展示タイムは事前に必ず確認しておきましょう。
予想のコツ③:バック側の斜行に規制がある
平和島競艇場の特徴として、バック側での斜行の締め付けに対する規制が厳しいことが挙げられます。
これは第2ターンマーク側が狭いことで、内側の選手が大回りした時にスタンドにぶつかってしまう可能性があることから設けられました。
この規制によりインコースが不利となり、差しが決まりやすくなっています。
以上の理由から平和島競艇ではインコースが結果を残しにくいことを覚えておきましょう。
予想のコツ④:エースモーターに注目
ボートレースクラシックに出場する選手は実力者ばかり。
そこでポイントとなるのはモーターの性能。
そんな中でも押さえておきたいのが「エースモーター」と呼ばれる性能の良いモーターです。
エースモーターに乗る選手は結果を残す可能性が大!
そして、今大会の上位モーターがこちら。
1位の69号機の2連対立は48.6%!
前節使用者はB1級にも関わらず、後半には舟券に多く絡んでいます。
今大会で大注目のモーターといえるでしょう。
モーター一覧を見たい方は、公式サイトをご覧下さい。
予想のコツ⑤:歴代優勝者は参考にしない
ボートレースクラシックの過去の結果を確認すると・・・
歴代優勝者が再び制覇するケースが少ないことが分かりました。
年度(開催場) | 優勝者 | 進入コース | 決まり手 |
---|---|---|---|
2022年(大村) | 遠藤 エミ | 1コース | 逃げ |
2021年(福岡) | 石野 貴之 | 1コース | 逃げ |
2020年(平和島) | 吉川 元浩 | 1コース | 逃げ |
2019年(戸田) | 吉川 元浩 | 1コース | 逃げ |
2018年(浜名湖) | 井口 佳典 | 2コース | まくり |
2017年(児島) | 桐生 順平 | 1コース | 逃げ |
2016年(平和島) | 坪井 康晴 | 1コース | 逃げ |
2015年(尼崎) | 桐生 順平 | 1コース | 逃げ |
2014年(尼崎) | 松井 繁 | 1コース | 逃げ |
2013年(平和島) | 池田 浩二 | 1コース | 逃げ |
過去10年間で2回連続で優勝しているのは吉川元浩選手のみ。
毎年会場が変わるため、連続で結果を残すことは難しいでしょう。
更に、今年の会場はインコースの勝率が低いことで有名な平和島競艇。
必ずしもインコースの選手が制覇するとは言えません。
以上の理由から、歴代優勝者は参考にならないことを覚えておくといいでしょう。
また、過去のレース結果について知りたい方は「ボートロイヤルクラシックの歴代優勝者」を合わせてご覧下さい。
ボートレースクラシック【2023】の優勝候補を予想してみた
ここまでボートレースクラシックの概要や、予想に役立つ情報をお伝えしてきました。
これまでの情報を基に私が注目する優勝候補選手3名をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
ボートレースクラシック【2023】優勝候補3位:池田浩二選手
名前(年齢) | 池田浩二(45歳) |
---|---|
級別 | A1 |
出身地 | 愛知 |
身長 | 170cm |
体重 | 53kg |
勝率 | 8.37 |
3連対率 | 78.67% |
2連対率 | 69.10% |
優出回数 | 9回 |
平均ST | 0.13 |
優勝候補第3位は池田浩二選手です。
池田選手は25年以上競艇選手を続けるベテランレーサー。
2011年以降SGで優勝はできていませんが、その実力は本物。
迷った際は是非買い目に含んでみるといいでしょう。
ボートレースクラシック【2023】優勝候補2位:宮地元輝選手
名前(年齢) | 宮地元輝(37歳) |
---|---|
級別 | A1 |
出身地 | 佐賀 |
身長 | 169cm |
体重 | 55kg |
勝率 | 7.34 |
3連対率 | 78.12% |
2連対率 | 59.30% |
優出回数 | 9回 |
平均ST | 0.13 |
優勝候補第2位は宮地元輝選手です。
宮地選手は、昨年度のグランプリシリーズでSG初優勝を果たしました。
今最も波に乗っている選手といえるでしょう。
是非買い目に含んでみて下さい!
ボートレースクラシック【2023】優勝候補1位:馬場貴也選手
名前(年齢) | 馬場 貴也(38歳) |
---|---|
級別 | A1 |
出身地 | 滋賀 |
身長 | 168cm |
体重 | 54kg |
勝率 | 7.68 |
3連対率 | 69.03% |
2連対率 | 56.10% |
優出回数 | 9回 |
平均ST | 0.14 |
2022年賞金ランキング第2位!
賞金王こそ逃したものの、2022年では4つの重賞レースで優勝するなど安定感が抜群。
そんな馬場選手は、1号艇で出走した際の3連対率は驚異の80%超え。
予想をする際に迷ったら馬場選手を選べば間違いないでしょう!
ボートレースクラシック【2023】の予想方法まとめ
ここまでボートレースクラシックの予想方法や出場選手などを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
本記事についてまとめると以下の通りです。
ボートレースクラシックまとめ
- 今年で58回目の開催
- SGの中でも格式の高い5大レースの1つ
- 日程は2023年3月16日〜21日
- 優勝賞金は3900万円
- 1コースの勝率が低い
- 第1ターンマークとスタンドの距離が近い
- バック側の斜行に規制がある
- エースモーターに注目
- 歴代優勝者は参考にしない
以上が「ボートレースクラシック」のポイントです。
これらを押さえて予想をすれば勝率は何倍も上昇するはず。
ただ、正直なところすべてを踏まえて予想をするのは初心者には不可能です。
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